固まった心をほぐす優しい禅語「92」独坐大雄峰 - この世の最高の奇跡は、こうして生きていること | 小さな幸せみつけよう

小さな幸せみつけよう

日常生活の中で感じた事を筆で書いています。

西日本の大水害、

被害の甚大さに心が痛みます。

 

亡くなられた方のご冥福をお祈りし、

被害に遭われた方々には

心からお見舞い申し上げます。

 

主人の親戚がそちらの方に何人かいますが、

皆無事でした。

 

それにしても、兵庫の姉のところは

この間、地震の心配をしたばかりなのに・・。

 

 

 

 

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 

さて、今回の禅語は、

 

 

 

独坐大雄峰

どくざだいゆうほう

 

 

百丈懐海(えかい)禅師という方に、

修行僧が聞きました。

 

「この世で最高にありがたいこととは何でしょう?」

 

その時に禅師が答えたのがこの言葉です。

 

 

独坐とは座禅のこと。

大雄峰とは禅師がおられる山(別名、百丈山)。

 

 

「自分がこの山にこうして坐していること」

 

 

 

 

何も才能がないとか、

何をやってもうまくいかないとか、

自分はダメな人間だとか

 

普段ついついそんなことを考えてしまいがちですが、

どんな状況であれ、

こうしてここに存在していられることが、

この世で最高に素晴らしいことなのです。

 

 

 

生きていれば、大変な事もあります。

 

辛い事もあります。

 

色々な悩みもあります。

 

 

でも、

今、ここにこうして生きている、

それに勝る奇跡はないのです。