うっでぃのギター製作記

うっでぃのギター製作記

アコースティックギター製作を中心に勉強中
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いやー 前回の更新からだいぶ日が経ってますね
4台目を作ってる現在、ブログは1台目の最終段階で止まってるという・・・
ハハハ(^д^)ハハハ


これだけ経って過去の記事を読み返すと
「あれ?なんかここの説明違くね?」
「ぇ?なんか知ったかブッこいてますけど」
なのがちらほら・・・(笑)
それだけ成長したってことで・・・ 気力があったら直します。


さてさて、本題のギター製作ですが
前回はサドルとナットを作ったと思います
今回はネック調整と弦高調整をして、完成です

この1台目のギターはネックがクネクネしていて真直ぐではありません
天然素材ですから、最初から真直ぐなんてほとんどありえないんですが
こいつは反ってるとかじゃなくて、クネクネしてるんですね
非常に厄介でした。先生も若干困り顔でした(笑)


どこがどうなってるのか確認しないといけません
見方としては、フレットをまたぐように穴が空いてる専用のスケール(定規)を当てて、ネックが真直ぐか見ます

画像のは定規が指板に当たってない(真直ぐじゃない)
隙間があります

穴あきの定規でなくとも
普通の真直ぐの定規をフレットの上から当ててもOKですが
この場合、純粋にネックの反りを見ることができず
+フレット(打ち込み時による沈み込みの誤差や、打ち損じによる浮き)も入ってしまいます

つまりどういうことかというと
ネックが真直ぐでもフレットが正確に打ち込まれてないと
普通の定規を当てたときに隙間ができる(真直ぐでない)
これをネックが反ってると勘違いしてトラスロッドを回したりしちゃうわけですね
フレットだけがおかしいなら、すり合わせで調整しますので
トラスロッドを回す必要がないのです

両方のやり方で確認します
とりあえず、まずはネックの反りです

ちなみにネックの反りを見るときは
ちゃんと弦を張ってチューニングした状態じゃないとだめです

弦に引っ張られてネックが動くので
張られた状態
ギターを弾く状態にしておかないとダメなわけです
考えてみると当たり前ですよね
弾く状態のときに真直ぐでないといけないわけですから



で、ネックの直し方はですが
やり方は色々あります

手始めにトラスロッドを回してネックを動かします
回すときは穴にしっかり合う六角レンチを使います(山がつぶれて後々困る)

最初は全部絞めて、ネックがどのぐらい動くのか確認します
リペアで古いギターを扱う場合は
一気に絞めるとぶっ壊れる可能性があるとのことです・・・

ロッドが効き過ぎると逆に反っていきますので
中度いい場所をひたすら確認しながら
ココだ!!!

を見つけます

ロッドだけで対応できない場合は
フレットを抜いて、指板を擦ります


自分のネックは前記したとおりクネクネです
ロッドだけでは対応できません
簡単に線で書くとこんな感じです
 
上が通常の反り 下が今回
訂正:ここでの通常の反りというのは順反りのこと
上の図は逆反りを示していて間違い
そもそも図が分かり辛いので参考にはならないと思うが・・・
2015/5/28
 

ただ反ってるだけなら片方を擦ればいいですが
 


この場合どうやっても真直ぐにならないので
イメージ的には余分な山の部分を削って真直ぐにします


自分の場合、これでも対応できなかったです
あまりにも削る量が多く、指版が薄くなってしまうからです
なので、ネックの調整はこれが限界という判断で
あとはフレットの擦り合わせで対応しました

擦り合わせは前記した通り
普通の定規をフレットに当てて確認
必要な部分を削ります
基本的には長めの物にサンディングペーパーをつけ擦ります
 

本来は全体を擦るんですが、今回のケースは一部分だけ突出してるので
まずはそこを必要な分削ってから全体を擦り合わせます
 

ちゃんと直線が出てるのか確認するためにマジックでフレットをなぞっておきます
マジックが消えてない場所があれば、まだ直線が出てない証拠なので目安になります
 


とまぁ・・・完璧とはいかなくとも
そんなこんなで、なんとか調整できました
でも、まだ完成ではありません

擦った分フレットの頂点が平らになってます
 

これをこの道具で丸く形を整えます
 


フレットを抜いたおかげで指板サイドの塗装が剝がれてしまったので
そこをタッチアップ(部分塗装)しました
タッチアップするときは小さいノズルを使います
  

トップコートを2セットほどやりました(通常の塗装と同じ要領で数日を要する)
禿げなければいいと思います
 

指板の角が角ばってて痛いので
カッターでうす~く面取りしときます
 



そして、あとは弦高を調整するだけです
弦高は12フレットに定規を当てて見ます
高さは
1弦を1.7mm
6弦を2.5mm に調整します

ここでの弦高調整は基本サドルを削って行います
削った半分の値だけ弦高が下がりますので
1mmサドルを削ると0.5mm弦高が下がります

1台目はいくつ削ったのか忘れてしまいましたが
サドルの作り方とナットの溝掘りも合わせて書きます
サドルの1弦と6弦に削りたい長さ印をして
その間をラディアスゲージを使って線で繋ぎます

サドルの頭をネックのRに合わせてラディアスゲージで線引きして
弦高調整できるだけの厚みを残して削り頭を整える
(ブリッジに差した状態でだいたい4.5mm残す)
 
削ったら、ギターをチューニングして
12Fの6弦と1弦に定規を当てて、目標値までいくつ削るか見る

サドルの底を削って弦高調整するので
↑の図の要領で6弦から1弦にかけてサドルの底から線を引いて削る
弦を張って目標の値まで削れたのを確認したら
次はナットの溝を削ります

ナットの溝掘りの目安としては
各弦の3フレットを押さえたとき
弦が1フレットに当たる手前(0.2~0.4mm)ほどに削ります

サドルもそうですが、削りすぎると弦が振動したときフレットに当たってバズ(びびり)が出ます
ネックの状態や弦の太さによって微妙にバズの出る範囲が変ってきますので
数字はあくまでも目安で、ほぼ目視でやります
個体や演奏スタイルに合わせて、ギリギリのラインまで下げるのが理想です

ということで

 
で・き・あ・が・り

 


いや~ 長かった 更新が・・・(笑)

これからのブログは2台目以降やったことを書いていこうと思ってますが
作業やらバイトやらで家にいるときは、ほぼ睡眠タイムオンリーなので
あまり期待なさらないようにお願いします(笑
更新頻度が低いのに最近アクセス数が多くなってます
ご観覧ありがとうございます


前回、ブリッチとペグをつけました
今回はナットとサドルを作り
ネックの状態を見て調整して
最後に弦高を調整して
できあがり!

っと言いたいところなんですが
もうちょい先は長いので
今回はナットとサドル作りを書いていきます( ̄▽ ̄)b


ということで作業にいきます
ナットとサドルは弦を支えるもので
これを削って弦高を調整したりもします

ナットはヘッドと指板の間
サドルはボディのお腹、ブリッチにはめ込みます

材料は牛骨です


まずサドル側からいきます
サドルはブリッチの長さに合わせて少し大きめにカット
まずは片方を、ブリッチの溝に合わせてサドルの角を丸くして合わせます

サドルの厚みによっては溝に入り難いので
その場合は削って薄くします

その後にもう片方を丸くしてはめ合わせます
 


ナットも厚みに合わせて削り
長さは、最初は片方を形状に合わせて削ります

そのあと、逆の飛び出た方を削って合わせます

ヘッド側と指板側で形状が違ってて
少し手間取りました(・ω・)


次は溝にはめた状態でサドルの裏表、線をなぞります
 
ナットは指板側の面をなぞっておきます


次に弦が当たる部分を削りたいので
削る部分に線を引きます

なぞった線の上
サドルは2mm
ナットは4.5mm
の所に線を引きますが
指板のR(カーブ)に合わせて削りたいので
ギター用のラディアスゲージを使って線を引きます
 
ちなみに今回の指板は20Rで作ってあります

20Rが付いてる物にサンディングペーパーを貼り付けて削ります
 

ナットとサドルを削りました

かる~くサドルは面取りしときます


次に、ナットに弦を支えるための溝を掘ります
掘るときにキズが付かないようにマスキングをしておきます
ナットとサドルを付けて(接着はまだしない)
ナットを押さえる程度に6弦と1弦に弦を張って仮止め

各弦の溝を掘る場所に線を引いていきます
ナットの隅から2.5mmのところに印をします。逆側も印
この場所が6弦と1弦の溝です

他の場所も均等に線引きします

ナット幅(41.5mm) - 両端のmm(5mm) = 36.5
36.5 ÷ 5 = 7.3

ということで、7.3ずつ残りの線を引いていきます



次に溝を掘っていきますが
各弦は太さが当然違うので、それに合わせて溝を掘っていきます
掘るときはナットファイルという専用の工具でやります
弦のパッケージに各弦の太さが書いてあるので
それに近いものを用意します
 
6弦 1.55mm
5弦 1.1mm
4弦 0.85mm
3弦 0.64mm
2弦 0.5mm
1弦 0.35mm

掘る深さは、弦が脱線しない程度仮掘りです
ここで弦高の調整をしたいところなんですが
その前にネックの状態を見て、調整しなければいけません
弦高を調整してからネックを調整してしまうと
ネックが動いた分、弦高が狂ってしまいます

なので弦高を整えるのは最後になります
ナットとサドル作りは、ひとまずここまで
ブログもここまでm(__)m



次回は
ネックの調整と+αをやっていきます


前回ギターを塗装して鏡面磨きをしました
 
 
 
さて、ギター製作も終盤に差し掛かってきました


塗装したくない部分はマスキングしてあったわけですが
これを剥がします

塗料に埋もれていて無理やり剥がすと、とんでもないことになります(笑)
まず指板からいくとしましょう

マスキングをはがす時に指板サイドの塗装がもっていかれないように
指板の隅の境界線を削っていきます
まずカッターの刃を小さく適度な大きさに折って
指板面に対して刃を横にして
指板の隅を擦るように塗装を削ります
 

フレットに切り込みを入れて剥がします
これを各フレットごとに繰り返します

追記:わずかながらにフレットの端に塗料が乗っている
マスキングと一緒に、こいつらも取ってしまいたいが
ヘタすると指板サイドの塗装が一緒に剥がれるのでここに至っては神経を集中
フレットに乗った塗料は自分なりに工夫してみてほしい
自分はカッターのみで作業しているが、3台目以降からようやくうまくいってる次第で工夫不足
このギターも含め、それまでは指板サイドの塗装が所々剝がれてしまっている

2015/5/28

全て剥がしました
 

綺麗にできたと思います

続いてはブリッチ設置部分の塗装を剥がします
ブリッチは塗装の上からは接着しません
あらかじめ設置部分に貼っておいたマスキングを塗装と一緒に剥がしたいと思います

まずブリッチの正規の位置を再確認して
正規の位置に3点マスキングします
 

うまくいったら下部にもマスキング

あらかじめ貼っておいたマスキングは0.5mm小さくしてあるので
このときに隙間ができるはずです

そしたら形通り、隅に切り込みを入れていきます
多少なら木にキズが付いてもいいので
塗装が貫通するように切り込みをしっかり入れてから剥がします

接着部分を軽く#120番ヤスリで削って、しっかりベンジンで拭いておきます

これで埋もれたマスキングは剥がし終えました
次にブリッチを設置したいと思います
追記:マスキングを剥がしたら、ブリッチを仮に置いてみる
狭いようなら、邪魔してる塗装を削り直して塗装の上にブリッジが乗らない、重ならないようにする
削ってる過程で塗装が潰れて白くなるので、それに注意しながら工夫して削っていく
どうしても境界が白く目立ってしまうときの裏技として
アセトンをかる~~く筆で塗って、塗料を溶かすと白さがなくなる
溶かしてるのでやりすぎないように注意。凹む、跡が残る
同じ理由で筆で触りすぎるとえぐれるので注意
2015/5/28

今回使用するブリッチは既製品で
一般的によく見られるベリーブリッチというものです
 
ブリッチピンの穴が不十分なので
鉄工用ドリル5mmで貫通させておきます

ボディに合わせてRもつけておきます(8000)
ちなみに塗装前に加工済み
 


設置ですが、ギブソンなんかでやられてる方法で
ブリッチを接着する際、同時にボルトでも固定していきます
なので、接着する前にブリッチにボルトを仕込みます

ボルトの位置をブリッチ裏に印します
まず穴の中心線を引いて
1と2 5と6の穴の間 上から30mmのところに印

ここがボルトを入れるところです

ボディにも、まったく同じところに印をして
ブリッチ、ボディ両方に千枚通しでも印します
 


ブリッチに大きさ2.7~2.8mm
深さ半分ぐらい(4~5mm)
の穴を空けます
 


ボディにも大きさ3.3~3.5mmぐらいの穴を貫通させます
ダメージを与えないように最初は小さく空けます
 


次にブリッチにボルトを接着したいと思います
あらかじめボルトにナットをはめておき
アロンアルファをボルトに付けてブリッチに入れ、回してはめます
 


ネジの頭をカットして、ヤスリで綺麗にする
 

カットしたことによりネジが若干潰れてるので
ナットを回してクセをつけときます
   


ブリッチをボディに入れて、設置場所に合うか見ます
ずれてるようなら、ボディの穴を調整します

調整が済んだらタイトボンドで接着して
ボルトを締め
さらに冶具とクランプ等で圧着します

学校ではクランプを挟みやすいように
ブリッチに道具を置いてます
 

サウンドホールから中にクランプを入れてブリッチを挟みます
 
間に当て木を入れて安定させてますが
あとで確認すると、塗装が凹んで線のような跡が残ってました
磨いて修正しなければなりません oh my god!! Σ(゜д゜;)


圧着までいったら、いつも通りボンドを綺麗にふき取って
マスキングを剥がしておきます

隙間があるようならエポキシでもいいそうです

接着後
  
塗装の剥がしが悪く、境界線が白く変色しています
接着前にヤスリでうまくやるといいそうです(~_~)

最後にブリッチピンの穴がボディに空いてないので
ハンドドリルでブリッチと同じ大きさ、5mmで空けて
そのあと、ピンをはめながら様子を見て
リーマーという道具で穴を拡張します
 
これでブリッチの設置は完了です!!\(^O^)/


次はペグを取り付けます
ペグはGOTO製の小さい物を使いました(正確な型は不明)

まず既に空けてある穴に塗料が入り込んでいるので
リーマーで整え、ペグを仮で入れていきます


かっこ悪くならないように左右対称にします
 
配置が整ったら、ネジ穴の部分に千枚通しで印して
ペグを取って、ネジ穴を空けます(今回1.8mm)

ちなみにネジそのものは2mmの大きさです
穴は少し小さめに空ける感じです

そんで取り付けました!

 
なんかとっても輝いて見えます!(笑)



次回はナット、サドルを作って
弦高調整やネックの反りを調整していきます

これがうまくいけば完成なんですけどね
うまくいかないんですわヽ(・∀・)ノ