昨年夏に東京国税局査察部の強制捜査を受けたGACKT。
マルサが狙ったのは東日本大震災の義援金を巡る横領疑惑とファンクラブ運営に関する所得隠し。
GACKTに対する捜査は異例の100人体制と言う大規模なものとなったが、捜査はいよいよ大詰めを迎えているという。
東京国税局査察部の強制捜査で明らかになったGACKTの悪質な脱税の実態
「強制捜査の結果、きちんとした帳簿もない乱脈経営が発覚。国税が東京地検特捜部に告発するのは時間の問題です」
査察の狙いは東日本大震災の義援金の横領疑惑に対する脱税とGACKTのファンクラブの運営金など数億円の所得隠し疑惑だという。
GACKTは東日本大震災後、被災者支援の基金を設立。集めた義援金約2億円を日本赤十字社を通じて被災地に寄付したが、実際に集めた義援金は約4億円。残りの2億円が消えたという疑惑が浮上していた。
事務所の内情を知る芸能関係者は「ファンクラブのファンから集めた数億円の運営資金も使途不明なんです。しかも、事務所からGACKへのギャラ3億円が未払いであることがわかったんです。事務所のX社長は新宿のクラブで月2000万円使っていたと言う話もあるほど遊び好きですからね」と明かす。
年末には恒例になったGACKTのマカオのファンクラブツアーが行われたが、マネジャーとX社長、さらにファンクラブの責任者は、査察調査の対象ということで出国を許可されなかった。
「GACKTにハリウッドからオファーやCMの依頼が来ているんですが、国税の査察調査が大詰めを迎えているので、身動きできない状態だ」(事情通)
GACKTの眠れない日々は続きそうだ。