君たちの試合本番は入試ではない。

机の前で勉強している時間はあと数年。
いずれ社会に出る事になる。
勉強はその為の筋トレである。
 
重くて退屈かもしれないが、負荷をかけなければ
効果は得られない。
 
君たちはまだひ弱で使い物にならない。
入試は学校と言うジムで鍛えた筋力の
体力測定に過ぎないからである。
 
だから、合格をゴールとするような
近視眼的な生き方をしてはいけない。
学歴をぶら下げて満足しているのは
ぴくぴく動く筋肉を見せびらかせているようなもので
実社会においてはかなり滑稽である。
 
それよりも、いつ日か全身のバネを使って
ミラクルプレーをする姿をイメージしよう。
 
人生は長い。
受験ごときで泣いている場合ではないのだ。
 
荻野文子さんの言葉です