ここに、世界一がある。「原点」

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佑ちゃん、完全デビュー!3人ピシャリ!

スターの登場に名護市営球場のボルテージが最高潮に達した。午後1時38分。斎藤がマウンドに向かう。名護キャンプ史上最多となる5200人のファンは背番号18に拍手を送り、高らかに鳴り響く指笛を奏でた。

 サムスンの元韓国代表・朴漢伊(パク・ハンイ、32)に第1球を投じる。外角低めに制球された直球はストライク。“佑ちゃん劇場”の幕開けだ。

 「緊張せず、平常心で臨めました。雰囲気を味わいたいと思っていて、結果的に1回を0点に抑えられてよかったです」

 左打者の朴に対してはカウント3-1から盛り返し、空振り三振。米大リーグのインディアンスなどで通算55本塁打を放った右の長距離砲・ガーコ(30)は遊ゴロ。07年韓国新人王の左打者、4番・崔炯宇(チェ・ヒョンウ、27)を二ゴロに仕留め、1回を3人でピシャリ。最速139キロながら、当初の予定通り、直球主体に14球。上々のデビュー戦を飾った。

 「やっとプロに入った実感が湧いてきました。少しは不安が取れた。バックにプロ野球選手がいるのはうれしいし、不思議な感じです」

 昨年11月18日の明治神宮大会決勝以来、87日ぶりの実戦。右腕は〔1〕直球の仕上がり具合〔2〕打者の反応〔3〕制球-をチェックポイントに挙げていた。収穫はあったのか?

 「上位打線ということもあって威圧感があったけど、そういう打者に対して怖がらないことがいちばん。真っすぐでいけるところまでいこうと思っていたし、その通りにできました」

 会心の一投はガーコへの3球目。ファウルチップがキャッチャーミットに収まった外角低めの直球に手応えを感じたという。

 「打者が芯でとらえられなかったことがいちばん。あのボールがコンスタントに投げられるようになったら、もしかしたらいける(プロで通用する)んじゃないかと思う」

 ただ全体の自己採点は少し厳しめだ。「60点ぐらい。変化球を(ほぼ)投げていないので、その辺が未知数。課題は真っすぐのキレとコントロール。芯でとらえられないボールを投げたい」と、気持ちを引き締めた。

 それでもプロとしての第一歩を踏み出したのは間違いない。次回登板は20日の練習試合ヤクルト戦(名護)。中継ぎで2回を投げる予定だ。開幕1軍へ向け、さらなる進化を見せつける

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