高度な看護の知の特徴を考えると、そのマネジメントの核に継続教育を位置づける必要 があるということでしょうね。学校を出て、すぐに一人前として働くのではなく、実践から学び成長し続ける必要があるからです。就職後に学ぶべき知識とは、経験的な暗黙知がほとんどです。したがって、この暗黙知を獲得するために「効果的な学習」「学習のための動機づけ」が可能になる組織デザインが求められるのです。そこにはこのような視点が必要です。個人の視点。知識とは、それが思いに起因するものであるがゆえに、個人が主体的に関わってこそ身に付くものでもあります。一人ひとりが「どうありたいのか」という存在価価の次元にまでさかのぼって、ありたい姿へと成長のプロセスを描いた「キャリアデザイン」が欠かせません。教育の視点。1人がどうありたいかという視点でキャリアデザインを行っても、それを組織的にサポートできなければ、モチベーションは長くは続きません。形式知の獲得だけでなく、看護の知の特性である暗黙知を身に付ける視点で、さらには個人のキャリアデザインと調和した「カリキュラムデザイン」を行う必要があるわけですね。
出会いの奇跡
出会いの奇跡