あーあ

 

 

ほんっと

ウチの王子様ときたら博愛主義もいいところ!!

 

 

 

 

 

あんな口もきけない嬢をいつまで

お城に置いておくつもりなんでしょ!

 

たまたまご自分が?

嵐の夜に難破した船から助けられ

おぼろげながら覚えておいでなすった人に

似てるからとはいえ!

 

はぁ・・・・

 

 

 

 

お見合い相手の姫様も海で助けてもらったお人に

似てるからと

ご成婚決められましたけども

 

 

 

なら なおさら あの口のきけない嬢ちゃま

なんとかしてほしいものです

 

婚姻を約束した姫様になんといって説明したらいいものか

 

 

 

 

 

島にあるお城にいる あの嬢ちゃま

 

たまに時々海に向かって何やら思いをはせてるようですが・・

 

 

幻でも見ているんでしょうかねぇ・・・