何か賞を取るのならこういう映画
前にこの監督が撮った
広瀬すず姉妹役 森七菜ちゃんの
「ラストレター」のように
映像も油絵のような残像が心に残る。
そして対照的な登場人物の描き方や
家庭環境や
ほんとに話し出すと止まらなくなる
そんな映画でした
現在
子役
高校生
大人になってから…と
時間が飛んで
頭を使って観ました。とにかく
それぞれの心情が苦しくなって
いくのだけど時々ハラハラしながら
見続けました。
見た後もこの後それぞれの人生を
年表にして欲しいなと思うような
もっと知りたい感想が残りました。
中で癒されるのはやはり
アイナちゃんの歌声…
うちら夫婦は彼女の
ミュージカル見に行くほどです。
いまだに歌声が
私の鼻歌で繰り返される。
本当に彼女じゃなくては
あの映画はきっと
成り立たなかったのではないか…
あそこまで何曲も
しっかり歌って:映画を引き立たせる人は
いないと思う
他のひとなら
「えーまた歌になっちゃった」って
思うほどたくさん歌うシーンがある
アイナ・ジ・エンド
彼女が
それはもう
いろいろな曲を歌ってくれて
そして鳥肌が立ったりキュンとしたり
私の心の中も忙しかった(笑)
浅田美代子さんが、
あのかわいいミヨちゃんが
いつの間にか樹木希林さんのような
演技をしているのを見て
何かを受け継いでいるように見えた。
出演：アイナ・ジ・エンド 松村北斗 黒木華 ／ 広瀬すず村上虹郎 松浦祐也 笠原秀幸 粗品（霜降り明星） 矢山花 七尾旅人 ロバート キャンベル 大塚愛 安藤裕子 鈴木慶一 水越けいこ江口洋介 吉瀬美智子 樋口真嗣 奥菜恵 浅田美代子 石井竜也 豊原功補 松本まりか 北村有起哉原作・脚本・監督：岩井俊二『キリエのうた』（文春文庫刊）音楽：小林武史主題歌：「キリエ・憐れみの讃歌」Kyrie配給：東映