ジャンクプリ 立て直し | トニーのゆっくり回覧版  真空管アンプ自作のブログ

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真空管アンプの製作、音楽、生活のことなど

ノイズが18mVもあれば、音楽を楽しむどころじゃないですね。

 

何で時間が経って、不具合が発生するのか。

 

AIに聞きました。

 

1.古い電解コンデンサーを使うと内部にある抵抗分が、時間経過とともに変化してリップルを増やす。

2.整流管を使用しているなら、その個体が時間変化とともに、加熱の影響でノイズを出す。

3.アースラインが接触不良を起こす。

 

などなど。

 

手っ取り早く整流管6X4を交換したら、ノイズは0.4mV台に下がりましたが、ときどきフリッカー気味に少し増えたり変化します。

 私は基本的にプリアンプも整流管を使う方なのですが、こういう経験をすると、少し気持ちが低下してしまいますね。

 

他人の手に渡ったときのディペンダビリティ、リライアビリティ(どちらも信頼性のこと)の確保が大事だと思っています。

 

すぐに不具合が出るものは、譲渡するほうの立場としても、気持ちのいいものではありません。

 

決心してダイオード整流にしました。ただ6X4を抜くと何も挿していないソケットが中途半端な存在になりますので、そのまま挿してヒーターだけ点灯させます。もちろん抜いても動作はします。

 

さらに電解コンデンサーの内部抵抗の件も心配なので、2個、違うものに取り替えました。

 

これで様子を見たところ、ノイズは左右、0.0mVから0.1mVとさらに低下しました。

 

音も変わりました。スポーツカーに乗り換えたような音です。スピード感、情報量アップです。

 

 

もう一度、出品しました。

 

手元に置いておけないので出品するしかないのです。