ヒーター配線をしています。面倒くさいと言ってはいけないのでしょうね。

これをしないとヒーターが点灯しないと言えば当たり前ですが。

 

・配線途中でばらけた線材をみると、タイトバンドで結束したくなります。

 

 

MT管のヒーター配線がばらけています。以前はすぐにタイトバンドで結束していました。でも結束後に、後からすぐ横を這う線が出てきて、結局タイトバンドをカットして、再度結束することになります。

 ひどいときは3回くらいタイトバンドをカットしたこともあります。気が付けばバンドの浪費。そりゃ1000本入りの袋を買っても、こんなことをやってたら、どんどん捨てているようなものです。

 なので最近はだらけていても我慢して、結束は最後に一度にしています。私には縛りたい本能があるのです。Sですね。

 

・長い奴はながい。

手に持っている2本のコード。これがこのアンプで一番長いヒーター配線になります。長くなるのは、トランスの端子の位置と球のソケット位置の間の距離の関係です。この2本をくねくねと捩っていきます。

 

 以前にも述べましたが、私が捩るのはハムの関係でも、線の周囲に発生する磁束の消去ではありません。ただ捩ると2本がほどけないからです。過去2本を捩ることなく並行にしてタイトバンドでとめただけ、という配線をしました。それでもハム・ノイズは皆無でした。

 

・カットして廃棄される線材のこと

配線時は長めに切り出しておいて、半田付けの際に、余分な部分をカットして捨てます。これは線材の身になると、とてもかわいそうなことなんじゃないかと。

 かたやアンプの中に残って活躍し、かたやゴミとして処分されます。すんでのところでこの違いです。ゴミになる線材がかわいそうになります。

 実はネジ、ナットもそうです。私は小さな容器に、ネジ、ナット、スプリングワッシャー、丸座金を入れています。

 ソケット取り付け用に、容器から何本かまとめてネジを出すときに、取り出されなかったネジたちのことを考えます。まだ自分の出番はこないのだろうか。本当にアンプに使ってもらえるのだろうか。不安になっていないかと。

 

 こんなことを考えている私がおかしいのかもしれませんね。