今朝10時から基板に着手。
今日の出発時間はうんと遅らせて19:15の電車に乗ります。鹿児島の出水は2時間あれば到着します。
なので今日は作業時間をたっぷりとりました。
それでも実体配線図から書いていると時間がどんどん過ぎて行きます。
午後16:00ころに基板完成。
まず基板単体で電圧をくわえて、信号を入れてみました。左はOK。右側は波形が出たり、出なかったり。
基板を上から抑えると波形が出ます。接触不良なのでしょう。上側から基板上の部品を順に抑えていきます。2個の抵抗の間に指を入れると波形が出ます。ここだなと当たりを付けて、実装面にひっくり返すと、ちょうど半田が山盛りになっています。おそらくイモ半田になっているのでしょう。多すぎる半田を吸い取って、もう一度適量で半田付け。
今度は波形がずっと出力されます。一安心。
次にアンプに内部に組み込みました。
イコライザの出力端子の残留ノイズをみました。右側は0mVです。気をよくして左側をみると6mVもあります。
あと1時間でご飯を食べて出発です。
うーん、各部品のあちこちのノイズを確認します。配線も間違いありません。イモ半田で6mVのノイズは考えにくいですね。
もうこのアンプはこの部分だけが問題で、これを解決して0mVにすれば、正常に動くはずです。
なんとなくですがここは状況不良ではなくパーツ不良ではないかと考えました。
茶色の円筒形のコンデンサ。これはおそらく40年以上前のものです。なんで、いつどういうルートで私のもとに来たのかも記憶がありません。
片方はOKでも片方リークしてるんじゃないかなと思うのですが、取り換えようにも時間がありません。
残念ですが時間切れ。
今週末帰宅して再度トライします。
この写真がこのアンプの最終の配線状態となります。うまくノイズが無くなれば、出力端子から、入力セレクタへ配線して完成するはずです。
このアンプの前面パネルには、機種番号を6607と表示しています。
6607は66歳で作った7台目の機械だという意味です。あと2週間以内で完成させないと、誕生日が来て6701になってしまうのです。
ああああ早く金曜日が来ないかな。