DA30PPを組み立てて、目標は終わったのですが。

 

実はまだやりたかったことがあります。

 

昔、30才前に師匠に、6L6GCPPアンプを見せにいったのです。

 

その時の出力トランスは、サンスイSW-50でしたが、中古で入手したのですが、調子が悪く断線していて、ザザザザッ、ザザッと断続的なとてもうるさい雑音が出ていました。

 

治らないかと、師匠に聞けば。一般人には無理だと。

 

 私はそのトランスを廃棄して、違うトランスを入手して別のアンプを組みました。

 

ずっとその時からSW-50を使って、いつかはしっかりしたアンプを作ろうと思っていたのですが。なかなか入手する機会がありませんでした。

 

もちろん新品はもう手に入らないでしょうから、中古のいい奴を狙っていたのですが、価格が高くて今までは手が出せませんでした。

 

ところがこの最近、即落札価格でSW-50の中古ペアが出品されていました。

 

 これを逃してはもう、チャンスはないと思い、自分への年末ご褒美で落札したのです。

 

 

ひょっとして、ウォッチしていた方もいらっしゃるかも。

 

真ん中の白い、ロゴマークの四角の部分に、目立ったキズがありません。その他の黒いところは塗装で何とでもなります。

 

でもこのシロ枠が無傷だというのは価値があります。

 

ラックスの伏型電源トランスと組み合わせると、決まりますでしょうか。

 

球はKT88、EL34 あたりになると思います。

 

このトランス、なんとなくの記憶ですが、中低域に音の中心がある、レンジが広い訳でもない、カマボコ型に近い特性だったように思います。

 

 そうそうこの外観です。このアンプを作ったら、過去から引きずっているものは、すべて消えてなくなります。

 

来年春くらいでしょうか。