アンプ製作から離れて、ジャズを聴き続ける生活パターンに入りたいなと思っているのですが。
この数か月前から、foolishという言葉がタイトルに含まれている曲を聴いて、心が波打っています。
2曲あります。
まず 「These foolish things (remind me of you) 」という曲です。スタンダードなので知ってらっしゃる方も多いと思います。
タイトルから、愛は続行中で、どんなつまらない物をみても、あなたを思い出させてくれる。という詩です。
曲はでも落ち着いて冷静な感じです。
私自身はこの曲を聴いていると、終わった愛を、冷めた心でみつめているような印象を受けるのですが、どうも愛は継続中の曲のようです。
たくさんのプレイヤー、歌手が吹き込んでいますので、エラ・フィッツジェラルドから聴いてみてはいかがでしょうか。
そして2曲目は 「My foolish heart」。これはやっぱりビル・エヴァンスの十八番なのでしょうか。
「ワルツ・フォー・デビィー」に入っている有名な曲です。
こちらは、破局した愛を、自分が悪いのだと、自身を責めているような印象です。あのとき正直にああ言えばよかったのに。聴いていて悲しみが伝わってくるような、まるで自分が失恋したような気になってしまう曲です。
あまりジャズを聴かれない方も、この2曲は聴いていただきたいのです。
今回は珍しい、自身の音楽ネタでした。