物入に6RA8が4本あるのを思い出しました。

 

このまま、アンプにトランス類を取り付けて、6RA8など全部の球を挿したら、A1020が完成して鳴るのではないか。とりあえず6BQ5変更用に必要なパーツが届くのに時間がかかるので、オリジナルバージョンで組み立てて、うまくいけば6BQ5に変更でいいのではないかと考えたのです。

 

昨日、現状アンプに付いているコンデンサ類を全部チェックしたら、リークもないしそのままで行けることがわかりました。

 

プリ部のヒーター点火用回路のブリッジダイオードは付いてなかったので、手持ちの古いB電源用のサンケンRA-1を4個付けてみました。電源トランスS-1799の⑪⑫⑬⑭端子に取り付けたダイード達です。

 

 

次に現行の回路では出力管の電流監視ができないので、カソードとアース間にそれぞれ10Ωの抵抗を入れました。これがないと電流調整ができませんし、DCバイアスがとれません。バランスだけならOPT一時側で可能かもしれませんが。原器はどうやって電流値を変化させバランスをとっていたのかよくわかりません。とりあえずペア管を使え、と言うことでしょうか。ここに監視用の抵抗を入れるのは、設計者の良心だと思います。

 

 

このあとは、出力トランス廻りを配線すれば鳴るはずです。

うまく行ったら、パネルやケースをきれいにして出来上がりです。

 

面倒くさくなったら、このまま完成にしましょうか。

 

実は6BQ5にするには、電源電圧が少し高いのです。抵抗などで調整する予定で、カソードバイアス化が待っています。

 

このまま6RA8じゃサステナブルではなくなります。

もういいかな。サステナブル化してオークションに出品しても落札価格は安いでしょうし。

 

本当に4年程度前より、落札価格が半値になっています。部品代も出ません。

パーツも全部売って、自作はやめようかなとも考え始めています。