この茶色の抵抗器の件で質問をいただきました。

 

この問題の抵抗とアルミ板との間には放熱シートを入れるのですか? → 入れていません。アルミ板を放熱器とみなしていませんので。


もう一つ感想です。放熱のためのアルミ板ですが、11.4Wの電力に対して厚みと大きさが少ないように感じます。

 →  こちらも放熱器として考えていませんでしたので、大きさも厚みも全く気にしていませんでした。このアルミはただの取付金具・治具として作成したのです。

 

この茶色の抵抗は30W容量。11.4Wの消費電力なら発熱も少ないだろうと決めてかかっていました。 一般の緑の円筒形のホーロー抵抗もそれほど熱くならないからです。

 

 

そして結果は、アルミ板自体がシャーシ内暖房装置になってしまいました。分かったことはこの抵抗器はアンプのバイアス回路に使ってはいけないものだということです。なので退場させます。

 

メタルクラッドのRH-50(50W)を注文しました。これなら何となく安心です。

 

図面を描いてみました。現品は届いていませんが、RH-50の寸法は規格値が決まっていますので、アルミ金具も作ります。

 

 

 

今度は放熱を意識して、3ミリ厚みのアルミにしましたが、面積は制約がありそう大きくできません。メタルクラッド抵抗なので、しかも容量50Wなので大丈夫だろうと軽く考えました。規格書をみると、アルミクラッド50Wのこのアンプでの使用状況は、消費電力効率化は25%で、とりあえず放熱器に固定すると表面温度は30℃程度上昇だそうです。

 部屋の温度が25℃なら、表面は60℃程度まで高くなるということです。ただ放熱器の温度は表面温度よりは低くなるでしょうから40℃程度で収まってくれればいいかなと考えました。

 

そして今日は台風一過で灼熱の天気になりましたが、外でアルミ板を加工しました。

 

たまたま違う値のメタルクラッドRH-50があったので取り付けてみました。

 

 

現状のバイアス抵抗アルミ板まわりに比較して、やや大きめです。

 

あとは、現物のRH-50が届くのを待つだけです。

 

明日来るかな。それでアンプを触るのは終わりです。