夜に2階の寝室に持って上がって、通電しました。

 

 

 

電圧は問題ないようでした。1台目と全く同じに作っているので、大丈夫だと思います。

 

ところが懸案の残留ノイズで問題発生。

 

1台目は0.3mVだったのですが、2台目は3mVです。NFを掛けて、ハムバランサ―で追い込んでも3mVを切りません。

それならと1台目に挿してある球をそのまま抜いて2台目に挿してみました。

 

当然ながら条件は同じに作ったので0.3mVに下がってくれると考えて。ところが1.2mVが限界でそれ以下にはなりません。

 

このあたりが真空管アンプの融通の利かないところです。理論通りになってくれません。でもいいところもあります。少々無理しても耐えるし、強いのです。

まるでずんぐりした大きな動物を飼ってるみたいです。

 

ようし、それならと初段に使うE80CCを4本並べて、順番に初段ソケットに挿していき、ノイズを調べました。

 

 

優秀なものは2台目アンプで1.2mV。次が2.1mV。残りの2本はどちらも3mVでした。

 

この順番で前の2本をそれぞれの初段に使用予定です。

 

2台目アンプは1.2mVまで追い込めていますが、何とか1.0mVを切りたいので、またトライします。

 

DA30の2本のフィラメントは同じ向きでハムバランサに接続していますが、これの片方を逆にしてみます。

 

もう今の時間2階に半田ごてセットを持ちあがれないので、明日になります。これも何だか楽しみです。