昨夜から今日の午前中にかけて2台目の配線をしています。
やはり作業スピードが早いです。
1台目のときは、ここをこう通して、曲げて、他のコードと束ねようとか、考えながらの作業が多くて時間がかかりました。
一度配線したけど、あとからすぐそばの配線をしたときに、線同士の取り合いがうまくなくて、もう一度外して再度半田つけ、ということもありました。
1台目は、川の向こう岸のゴールに行くのに、オールで小舟を漕いで、えっちらおっちらと言う感じでした。
ところが2台目は、この考える作業がなく、ただコピーすればいいだけなので早いのです。船外機をつけたボートのようです。いえば3倍の速度で進んでいる感じです。合計3時間程度で下の画像の状態まで進みました。電源部、ヒーター配線までです。
1台目と比較して違う部分があります。電源トランスPC3004の端子部分です。
実は2台で同じ型番のトランスを使っていますが、仕様が新旧で違っています。私は気にしないので違うままで使っています。通常は型式はそろえる方が多いと思います。
この緑の抵抗は、電源のB回路から、出力トランス一次側巻線のB端子の間に入れている16Ωです。
役割はこの抵抗の両端の電圧を測ることにより、DA30に流れる電流が監視できること。例えば60mAならちょうど1.0Vになります。また抵抗2個がつながる上側の2つ端子間の電圧を0Vに追い込むことによりDCバランスが取れるのです。
バランス調整用可変抵抗器はDA30のソケットと一緒に設置されている2個のうちの片方です。もう片方はハムバランサ。
この抵抗利用の手法は浅野勇さんの300BPPアンプを参考にさせてもらっています。感謝です。
このエンパイヤチューブを被せた2本のリード線は出力トランス一次側のスクリーングリッド用のUL接続用のものです。
DA30は三極管なので、出番がないということです。
今日18日午後から出張します。熊本の少し田舎の地域です。
とりあえずここまでで終了。シャーシ裏に底板を被せました。3日後に帰宅して翌日、四国です。
とにかく自宅にいるときに、1時間でも時間を割いて、作業を進めたいと考えています。
また報告しますね。