16日の夜9時ころに配線が終わりました。

 

前段管まわりは狭くてパーツが多くて難儀しました。

 

腰も痛くなってきて、辛かったのですが、なんとか部品実装を終えました。

 

全体を俯瞰したところ。

 

 

ややアップ。MT管まわりは半田付けが大変でした。それでもテスターのリード棒は入りそうです。

 

起こして正面から。

 

 

配線が終わって再度電圧を測ると、前段で結構電流が流れています。15mA程度でしょうか。

これによりまたB電圧、DA30のプレート電圧が低下してしまいました。

 

対策としてトランスの二次端子を360Vから400Vに変更して、整流管は5AR4ではなく昇圧比の低いGZ37に変更しました。

これによりプレート電圧は455Vになりました。カソードバイアスの電圧は92Vです。よって実効プレート電圧は365Vになりました。

 

残留ノイズはNFを掛ける前で、追い込んで5.1mVでした。NFでもっと下がることを期待して、抵抗を16Ω端子につないだら、発振しました。落ち着いてOPTの一次側のPの接続を入れ替えたら発振は収まり、ノイズはフリッカーが出て、忙しく5mVになったり0.3mVになったりと秒単位で変化します

 一番の最小値0.3mVが本来の実力なのでしょう。

 

このアンプはセットに投入すると鳴ると思います。でもまだ鳴らしません。

 

もう一台、完成させて2台揃ったところで鳴らすつもりです。2台目は早いと思います。考えることなくコピーで済むからです。

 

いよいよ究極の作りたかったアンプが1台できました。2台揃ったらもうしばらくはゆっくりゆっくりのペースで何かを製作していくことになります。本懐を遂げてしまう訳ですから。

 

さてもう一台ですが、しばらく留守が続きます。8月中に出来ればいいかなと考えています。