この最近、自分用のプリアンプに回転式パワースイッチを装備した。
見ての通り、OFFの位置から40度、右に回転させてONにするスイッチである。
スイッチはご覧のように、内部で回転機能を持たせてある。
これを使う前は、物珍しくて、実際に2台くらいのアンプにすでに使用して、世の中に送り込んだ。
アンプのオーナーの方はスイッチをON・OFFするたびに楽しんでくださっているだろうな、と考えていたのだ。
ところが、自分が使ってみると意外な事に気づいた。
この回転スイッチはまず親指と人差し指でつまむ。そのあとに手首もいっしょに使いながら、右に回すのである。
これ2アクションが必要ということ。OFFの時も同じ。
一方、通常のトグルスイッチタイプのもの。
この右端のスイッチ。これをONにするには、人差し指一本を曲げた形でレバーの下にあてがい、上にはね上げるだけ。
OFFは今度は上からおや指で下に落とすだけ。
作業的にはこちらの方が楽なのです。
この辺りは、回転式とどちらがいいのでしょうか。私はこの最近回転スイッチをひねるたびに、やや面倒くささを感じるようになってきました。私が堕落してきているのでしょうか。
おそらくそうかも。