今日の30日。 雨のち曇り、のち雨。
雨の中、外のガレージの屋根の下で天板加工作業をしました。
加工した部分とは、OPTのリード線を通すためのΦ21の穴を2個。オイルコンの端子部分の逃がし穴Φ16を2個。
MT9Pソケット用の穴Φ21を2個。さらに天板周囲の側板との固定用のΦ3穴を10個。
以上をモノラル構成なので、シャーシ2台分の加工をしました。
穴を明けると、ドリルにしろシャーシパンチの加工穴にしろバリが出ます。これらのバリも全て取ります。
Φ3穴ならΦ6のドリル刃でバリの上から2・3周さらっておきます。シャーシパンチの穴は紙やすりでこすってバリを除去します。
天板2枚、できたので、とりあえずトランス類、球を乗せてみました。
実はトランス取付用穴はまだドンピシャではなく、調整が必要な部分が数か所ありますが、そのままで実装してみました。
側板の前面部分は未加工です。シャーシに固定する可変抵抗器が2種あります。ハムバランサとDCバランス調整用。
これらを天板の上から調整するのか、側板の背面に取り付けるのかは決めていません。
背面に固定すると、そこはACインレット、ヒューズ、SP端子、入力RCA端子などもあり、ゴタゴタします。
ACブッシュとヒューズを縦にならべてスペースを稼ぐ手もあります。これもそのうち決めます。
コンパクトな印象で完成できそうです。
DA30は貫禄がありますね。WE300Bなんか敵ではありません。300Bのレプリカで喜んでいる方々がうらやましいです。
安上りで済むのですから。私もレプリカ300Bを思いっきり高電圧、大電流で動作させて何W出るか試してみたいものです。昇天してもOK。レプリカですから。
さて、この次はトランス取付穴のヤスリによる微調整。側板の加工。その前に可変抵抗器をどこに付けるかを決めておかなければなりません。
DA30は落とし込みにします。サブシャーシを作る必要があります。ガラエポで作りますが、サブシャーシに穴を明けてUF4のソケット機能を持たせようとも考えています。浅野勇さん方式です。
前段はウィリアムソン回路にします。過去失敗していますが、今回はじっくり取り掛かって失敗しないようにします。
もう10年くらい前から、購入して保管していた、スプラグビタミンQをカップリングに使います。本来ウィリアムソンアンプは20dB程度の高負帰還を掛けるのですが、英国パートリッジ社のOPTは特性が不安定で、リンギングが出やすく、NFマージンも少ない(発振しやすい)ので、NFBは浅野氏にならって6dB程度にします。
ウィリアムソン回路の音は、いえばチームワークを発揮しながら全体で鳴らす感じです。一方よく使用しているムラード型は、球の個別のパフォーマンスで鳴らす感じです。
今回は前者で行きます。
現時点で、出てくる音の予想を書きます。パートリッジのトランス+DA30PPで考えます。
迫力や美しさに富んだ音である。しかしながらキラキラした繊細な音ではなく、どちらかと言えば地面から出てくるようなどっしりした低音をベースにした音。情報量多く帯域は広い。但し高い方まで突き抜けて再生されるかと言えばそうでもない。そんな気がします。
この先10年以内で、3WAYマルチを止めて、フルレンジ20センチ1発に変更するかもしれません。そうなるとパワーアンプは1台あれば足りるのです。
どのアンプを手元に残すかが問題になります。このDA30PPは残るでしょう。それ以外に残すとしてもあと2台。
そうですねトータル3台くらい残しだと思います。