この最近でもまだ、作ってみたいアンプがあるけど。
アイデアはどんどん湧いてくるけど。
実際に作ってみると、完成後すぐは感動するけれど。
やがて不満が出てきてしまう。
何が不満か。それは結局、真空管のアンプは真空管の音しかしないと言うこと。
評価の高い球やトランスを使って組んでも、やがて不満が出てきてしまう。
今まで、次こそは納得のいくものをと繰り返してきた。
53で76。
この数字は53年間で76台のアンプを作ったということ。
まだ家の中には20数台分のトランスや球があるけど。
それらを使ってアンプを作っても、同じような音しかしないと思うと、もういいかなと考えてしまう。
ここにきて方針を考えた。次に作るアンプは自分の最終目標だったアンプを作ること。早々とまだ体力があるうちにやってしまおうと。
DA30のプッシュプルアンプだ。パートリッジのOPTがある。これで鳴らそう。
結果満足しなくても、とりあえず目標は達成する。世間で言うほどこのメーカーのトランスはいい音はしない。私は知っている。
その後は、厳選して5台から6台をこの先ゆっくり作って70才前後で80台で終焉。
製作予定分のパーツは残しておいて、使わないトランス、パーツは断捨離でオークションで処分。
ではアンプの製作以外の時間何をするのか。レコードを聴く。
ブログに素人のレコード評価を書いても面白くないだろうから、何も書かない。
若かった頃のように、気に入ったミュージシャンを見つけて、のめり込んでみる。これもいいかもしれない。
ブログは気が向いたときにアップ。
以上はとりあえずの予定。
でもDA30PPは決定事項。必ず次はこのアンプを作ります。