今日はぐずついた天気で、家内も家で仕事をしており、この時期忙しく、自宅にいました。

 

これだけまとまった時間があると、よっぽどスランプに陥らない限り、アンプ作業は進みます。

 

先週の4月24日に仕事は一旦終了。2週間かけてじっくり作ればいいかなと考えていましたが、今日も調子づいて作業は8時間でした。

 1週間弱で回路部分の全4ブロックの配線が終わったことになります。

 

写真をご覧いただければ前日からの進捗が一目りょう然です。

 

 

下は同じアングルで実装前です。

 

オレンジドロップはCPがいいです。CPと言ってもチャーリー・パーカーのことではありません。

コスト・パフォーマンスです。同じスプラグのブラックビューティーなどよりうんと安価で、音は私の耳ではそんなに差があるようには感じません。

 

このプリでは16個使いました。0.47μFはとても大きく、注意していないと底面より頭が出てしまいます。底板が閉まらないと困るので、リード線を曲げるなどして低く抑えました。

 

オレンジドロップはバンテックの有馬さんから購入しました。注文のときに、以前のオレンジドロップをたくさん使ったプリメインアンプの内部外部の写真を添付したら、褒めていただきました。

 

さて4ブロック分の回路は出来上がりましたので、電源を入れて、直流電圧の配分を見ました。当初B電圧は295Vの予定で平滑回路の抵抗値も計算していたのですが。

 

結果的に347V出ました。目論見では整流管5R-K16のカソードを出たところで300Vと読んで、平滑回路の抵抗値は合計300Ωにしていましたのですが、カソード部分で347Vありました。え、トランスの二次巻線電圧は250Vなのですが、それがダイオード張りの1.38倍の電圧がでました。

 いくら何でもおかしいので、二次巻線の電圧を当たると267Vあります。

さらにAC電圧を当たると107Vあります。普通は100Vなのですが、我が家は高めの電圧なのです。

 スライダックで100Vに合わせて、平滑回路の3本の合計抵抗を3KΩにしました。結果B電圧は295Vになりました。

 各真空管のプレート、カソード電圧を当たりました。特に問題のない値でした。

 

あとはブロック間や各アクセサリ回路の配線です。

 

明日から、ボリューム、バランス、スイッチ類、シールド線の配線に移ります。

線材は約40本程度でしょうか。シールド線の網をほどいて端末処理をするのは時間がかかります。じわじわやるしかありません。

 

ところが明日は笹栗(ささぐり)のコーヒー屋に連れていくように指示が出ています。朝出て午後の3時頃帰ってから作業スタートです。

 

あ、笹栗は福岡の北部の山手にある町で、いいところですよ。

 

また明日、頃合いをみて報告します。今日はサッカーU23を夜中に見る予定です。

 

おやすみなさい。