時間がかかります。

 

午前中10時過ぎから、夜の10時まで。途中食事や休憩で3時間ストップ。

 

実質9時間で、進捗状況は大まかなブロックが4個ありますが、そのうちの1ブロックが終了という状況です。

 

 

下は着手前。まだ四分の一です。

 

 

予想はしていましたが、配線は密集状態になりました。

 

1ブロックですが、ここはイコライザアンプの前段の2チャンネル分です。

2段NF回路ですが、NF経路に大きな電解コンデンサが入っています。デカップリング用にも電解コンデンサを使っています。

このコンデンサたちが、ソケット廻りを覆っています。

 カップリング用のオレンジドロップもでかい。家族は赤ウィンナーと呼んでいます。

結果この状態です。これで配線ミスでもあろうものなら、もう一度これらのコンデンサを外して修正しなければなりません。

 それは絶対いやで、避けなければなりません。よって配線中にも何度も何度も回路図と照らし合わせて確認しました。

 

最近は一度配線しても、引き回しや実装形状が気に入らなかったりすると、外してやり直しをします。

ベルデンのコードは被覆が熱に弱いので、熱を加えるのが2回目になるとトロトロに溶けてしまいます。なので使わなくなりました。

 

今回は上の写真をご覧ください。赤、黄、オレンジや青、緑、紫のコードを使っています。これらはマランツ7のコピーを組み立てたときに使ったものですが、これが結構いい線材なのです。

 

かれこれ40年から50年保管されていた、住友電工製のものです。私は7色各20mくらい持っているのですが、まず被覆を剥くときに滑らかにスーッと剥けます。

 そして撚線の導体部分がしっかりして柔軟性があり弱くありません。粗悪なものは撚線の1本がポロッと折れてしまうことがありますがそんな心配は無用です。但し難点があります。やはり長期の保管品なので導体表面に汚れがあり、7色のうち、2種類程度は半田付け前にアルコールで拭いてやる必要があります。でも手間ではありません。

 以降もプリアンプを作るときには使おうと思っています。

 

 

高密度実装は、配線の順番やリード線のカット寸法の確認など、時間がかかります。ほぼ事前に描いた実体配線図通りにやっていますが、絵と実体は違うものです。

 

休憩中、頭と体が披露していて、家族と訳の分からない話をしています。

 

例のギャンブル依存の通訳のせいで焼きそば「一平ちゃん」の売り上げはどうなるのだろうかとか。

 

30年ぶりに家内に会いたいと、昔のOL仲間から連絡があって、会ってみるとネズミ講まがいの商品売買の話だった。私には将来の夢がある、香港まで本部の人たちは連れて行ってくれて、口座を作ったとか。生きがいを感じていると。完全に信じ切っていて、それ詐欺よと言っても聞き入れないだろうから、自分は断って、頑張ってねと言ってきたよ、とか。

 

もし数十年ぶりに会いたいという人がいたら、それは勧誘です。注意してください。

 

ではまた。次のブロックへと進みます。