今日で連続6日目。
みなさんは、あまりご経験がないと思いますが、ひとつのアンプの設計段階から、連続して毎日製作に関わっているとうんざりしてくることがあります。
ずっと顔である前面パネルを見ていると、初めの頃はなかなかかっこいいなと思っていたのですが、毎日見て汗をかきながら作業していると、煮詰まってきて、もう見たくないとさえ思えてくるのです。
一番の解決方法は時間を空けることです。でも1日何もしないと勿体ないという気もしてくるのです。
なので、我慢して今日も作業をしました。
天板と、底板を「サビたまま塗れるそめQ」のスプレーで塗装。もうこのスプレーは世間から消えてしまいました。どこかで売ってれば、入手したいのですが。倉庫の在庫はスプレー2缶程度です。
さて塗装した底板を、ケースの底面曲げ部分に切っていたネジ穴を利用して、固定してみました。
少し細丸ヤスリで底板の穴を拡大して調整しました。
天板もうまく取り付けられたので、次は内部シャーシです。
アルミの1.2ミリを切り出して曲げました。内部シャーシを左右の側板に固定するアングルも適宜の長さに切って、穴を明けて固定してみました。この写真ではアングルは隠れて見えません。
下からのぞいた図です。シャーシ下は42ミリのスペースを確保しました。
シャーシ上は90ミリで、トランスの頭がつっかえないようにしています。
シャーシにトランス2個と真空管のシールドケースを7個、仮で置いてみました。
真上から。
このアンプで一番気になるところは。2個の電源トランスの距離です。10ミリしかスペースが確保できませんでした。狭いところに整流管の6X4を無理に立てています。熱でヒータートランスが焼けそうです。
2個のトランスはそれぞれ、ケースに入れて磁気シールドされていたり、カットコアトランスなので漏洩磁束は少ないのですが、2個が近接すると悪さしないか心配です。片方に電源を入れて、向きを変えながら、影響の少ない配置を考えます。
このトランスたちは、とりあえずブリキで囲って球から遮蔽します。
6X4はどうしましょうか。こうなるとダイオードへ変更したくなりますね。楽なのですけどね。いやいや整流管は使いたいのです。
明日は内部シャーシ加工とケースの4面の塗装です。またバラします。
バラしたり組み立てたり、もう4回程度繰り返しています。そうやってるとだんだん面倒くさくなって、うんざりしてくるのです。
だったらやめればいいのですが。
あー、明日はやれるかな。