プリアンプ内部の配線方法と言うか、配線形態はいくつかある。
1.まずいにしえのマランツ7やマッキンにみる、端子板への実装方法。
球を横倒しにしてケース背面から頭を出す構造で、この茶色の端子板をならんだ真空管と合体させる構造。
2.ウエスギアンプに見る、細い端子板を2本並べて、その間に部品を実装する方法。このときは球は垂直に立てたり、横にしたりとどちらでもいいようです。
3.最後はソケットの横にラグ端子を立てて、部品を実装する方法です。
例えば下のラックスのプリメインアンプのプリアンプ部のソケット廻りをご覧ください。
左下のブロックコンデンサ4個の下に並んだ4個の茶色のMT管のソケットです。
今回の私のプリは球を垂直に立てる構造で、3番目で行こうと思っています。
全部で7本のMT管を使います。ソケットを中心に置いて左右に部品をバランスよく配置できますし、シャーシ内に満遍なく部品をレイアウト分散できるので、今回はこれでいきます。
過去はSRPPのCR型プリアンプでこの方法の実績があります。
左側の基板にたくさんパーツが載っているのは5種類のイコライザの部品たちです。
ラグ端子への部品配置を考えるのもパズルみたいで楽しいものです。