9日の午後から夜22:00まで。
ゆっくりゆっくり配線をしました。こうなりゃわざとゆっくりやってやる、くらいの気持ちでした。
今回はシンメトリーで、内部の配線も左右対称にしました。
なので出力段も左右対称。OPTの一次側からのリード線もよく気を付けて、左右対称の配線をしないと、後々NFBを掛けたときに発振してしまいます。
今回はUL接続はやめ。スクリーングリッドにはB電源からツェナーダイオードで100V落として電圧供給となります。
出力管のソケット全てに配線をして、3回チェックを繰り返します。
これがソケット周辺の拡大です。
大丈夫のようなので、スイッチをONしました。
バイアイス監視メーターも動きました。
シャーシ天面側から、ドライバーで可変抵抗器を回すとバイアス電流が変化してくれました。45mAに合わせました。
OPTの二次側には残留ノイズが、1.8mVと3.2mVが出ました。
NFを掛けると1.0mVは下回ると思います。
前段のパーツを取り付けて、明日完成までもって行きたいのです。家族は明日朝から、明後日の夜まで留守です。
パワーアンプは配線のボリューム(配線に要する時間や手間)が少なくて楽です。
プリアンプはパワーアンプの2倍から2.5倍のボリュームがあります。
特にケースの加工に時間がかかります。ここは製品の価値を上げるために、どうしても手間暇を掛けることになります。それから内部のたくさんのパーツの半田付け。パワーアンプの比ではありません。
もっと厄介なのはプリメインアンプ。これはパワーアンプの3倍から3.5倍のボリュームです。
途中時間がかかりすぎて、ペースダウンやスランプに陥ることもあります。でも最後にもう1台はプリメインを作ってみたいです。
実はパワーアンプに関しては、もう過去に作ったことのない新しいデザインのものは作れないと思います。ネタ切れマンネリなのです。このシンメトリーでさえすでに、過去のコピーです。パワーアンプのデザインのバリエーションは6パターンくらいなのですが。アイデアは殆ど使いました。
今後あまり前向きにならなくなったら、どうしようか悩んでいます。
球、トランスを変えながら、なんとかやりくりするか、人のアンプを参考にさせてもらいましょうか。
明日また頑張ります。