普段は3WAYマルチの高域の再生を担当している6V6シングルアンプ。
これで408Aを鳴らしてみたくなり、つないでみました。
ごちゃごちゃしていて、お見苦しいのですがこのアンプです。
構成は12AX7 が前段。自己バイアスの2W~3W程度の出力。電源は5AR4 で整流。電流余裕度は満点です。
出力トランスがまた、PENS PAPAさん(ご近所の航海仙人さん)手巻きのものでいい音がします。
この回路構成、トランス、そしてあるテック408Aの組み合わせはいい音がしますね。
おお、鳴ること鳴ること。
結構シングルアンプもパフォーマンスがいいもんですね。このスピーカーユニットのおかげが70%を占めているかもしれませんが。
低域から高い方まで出ます。普段BGMを流すにはこれで充分です。やはりプッシュプルアンプには押し出しや余裕度で負けますが、なかなかどうして、ブラインドで聴いたら結構なアンプに聴こえます。
可哀そうに今まで8KHz以上のチンチン、シャラシャラの音しか再生していなかったので、ベースの音を出せて嬉しいでしょう。
408Aからはポール・チェンバースやレイ・ブラウン、マーカス・ミラーの音がしっかり出ています。
こういうのを聴いていると、6F6や42などのシングルもいい音が出るのではないかと言う気になります。
それにはいいトランス、いいSPユニットが必要条件です。