今日は日曜日。今日も朝から良く晴れました。

 

10時ころから作業開始。

 

底板用の40センチ×30センチの1.5ミリのアルミ板を準備して、まず外形を小さくしました。

縦、横ともに5ミリずつ短くカットしました。これは底板を正面から見たときに、奥に引っ込めるため。

シャーシと同じ大きさなら目立ってしまうからです。

 

底板の効能、これも何度も言ってることです。

1.感電防止、2.シールド効果、3.シャーシ全体構造の強度アップ。

 

底板に開ける穴は、シャーシに固定用の穴8か所、ゴム足取付用穴4か所、そして放熱孔Φ20を適宜の数。

 

 

下の写真はシャーシと固定用するための逃がし穴を、正確に位置だしして、とりあえずΦ3で明けたところです。

少しずれたところは、細丸ヤスリでセンターを合わせて、この後Φ4に拡大します。

 

 

 

現在1つのコーナーに2か所の逃がし穴を明けています。これを4コーナー分に加工しました。少し右下にΦ4の穴が明いています。これはゴム足取付用です。これも全部で4か所。

 

 

下は左手周辺にΦ4で6個の穴を明けたところ。右にも6個明けています。この12個は放熱孔で全部Φ20に拡大します。

 

 

テーパリーマでこの12個の穴をΦ13程度まで広げたところです。シャーシパンチの芯棒を通します。アルミの1.5ミリ厚なのでリーマの加工は楽です。2ミリ厚はつらいですよ。

 

 

いつものように、シャーシパンチの回転バーと心棒を簡易バイスに挟んで固定し、アルミ板の方を回転させて穴を明けます。

 

 

12個、放熱孔の加工終了。

 

 

ゴム足4個も、底板に取り付けておきます。

 

 

さて底板とシャーシがぴったり合うか楽しみですが、いかがでしょうか。

コーナー部は4か所ともまずまずです。

 

 

全体的にうまくいったようです。

 

ひっくり返しました。この高さからみると底板が隠れて見えません。

 

 

そして時間的に余裕があったので、チョークコイル(チョークトランスではありませんよ)をカバーに入れてみました。

この作業も以前ブログに公開しました。

 

この大きなチョークコイル(チョークトランスでありませんよ)は左のカバーにうまく入るのですが、残念ながらフランジ部分がカバーから飛び出してしまいます。どうするか。

 

 

 

 

 

フランジを曲げました。簡易バイスで。

 

 

カバーの下のあたりに穴を2個明けて、チョークコイル(チョークトランスではありませんよ、チョークは変成器ではないのでトランファーしません)のフランジ部分の穴と友締めしました。

 

 

 

ここまでやって、時間を見たら15時。

 

このままシャーシの塗装まで進めようかなと思ったのですが、今日はこれにて終了。

天気はすごくよかったのですが、潔くストップです。

 

焦ってもいいことはありませんから。ゆっくりやります。

 

このアンプはいい音がすると思います。出力管STC/CV1947 とダイナコのOPT。そして電源部は100W+100W級の余裕があります。美しくて安定した鳴り方をすると思います。

 動作条件は一番規格の小さな、6L6に合わせて設定しますので、ほとんどの6L6 系の球が挿せます。これも楽しみです。

 

作業報告はまた週末です。