もう入手してから一度もスピンドルに注油していません。
10年以上になります。スピンドルの軸受け部はカラカラで焼けているかもしれません。
それでも回転中にストロボが異常な動きを見せていませんので、異常事態にまで至っていないのかも。
先週、神奈川県にガラード301,401用のオイルを扱っているところがあり、注文して届いていました。
そして401のターンテーブル/プラッターを外しました。そのまま引き抜こうとしても、途中で止まってしまいます。これはスピンドルとプラッターが面圧接でくっついていますので、スピンドルの頭、レコードを差し込む突起部分を、ドライバーの持ち手(木製や樹脂製)で軽くたたきます。すると空気が入って抜けるのです。
指さしているナットが注油口です。
ドライバーでネジを外します。
どれくらい油が残っているか、爪楊枝をそうっと差しこんでみました。
3センチくらい奥まで入りましたが、油は付きません。カラッポだったようです。ごめんね。
このくらいの量を注油しました。説明書には量で回転速度が変わると書いてあり、大量に入れないようにとあります。
注油後、ゴムのアイドラーもアルコールで拭いておきました。
ネジを締めて、しばらく回転させました。何となくモーターゴロも減退したような気がします。
さて、兼ねてからの心配事項は解決しましたが、まだメンテナンス箇所はいくつかあります。ステサンのアナログバイブルだかに、ガラード301、401のメンテナンス記事がありました。
一気に分解するのも怖いので、おいおい進めていきます。