いいSP端子が手に入ったのでこれを使おうと考えました。70年代にメーカー製に使われていたもの。
ただ、これを使うには、シャーシ加工がやっかいです。
樹脂の丸い突起が4か所。端子の金属部分が8か所出ています。プラスで固定用のねじ穴が2か所。
合計14個の穴加工が必要です。通常のバナナプラグ対応の端子を使えば、アースと、4,8,16Ωで4個の穴で済むのです。
加工穴を正確にケガいて、まず小さな穴を明けます。下の写真はΦ3とΦ4で下穴をあけたところです。
次に金属端子が通る穴8個を拡大していきます。リーマと細丸ヤスリの出番です。大きくした穴はバリ取りの処理が大変でした。
このままピタッと樹脂の突起4か所が入るわけはありません。ヤスリでじわじわ広げて調整しました。
そしてシャーシにはめました。親指の先の皮膚が割れています。食後毎回食器を洗っているので。クリームを塗らないとすぐに割れます。
裏面からみたところ。まだバリが残っています。バリを取りながらもう少し穴径を拡大した方がいいかもしれません。
この端子を左右で2個、取り付けました。もうこの端子は使いたくありません。大変なので。
さて、明日から出張。次は土曜日に続きをやります。