先日、大分駅の書店に、通りすがりに入りました。

 

趣味のコーナーに行くと管球王国がおいてありました。

 

もう110号です。季刊なので4で割ると27年になるのでしょうか。初版から13号くらいまでは私も購入しました。

 

当時学生だった若者が読者の製作アンプコーナーに登場していましたが、今ではジュンイチと言う名でYOUTUBEで真空管のことについてシリーズで詳しく説明されています。

 

初めのころは、スピーカーやアンプ、プレーヤーなのどヴィンテージ品の紹介がとても参考になって首っ引きで読んでいました。

 

途中から、欲しかった情報は大方得られて、買う回数が減りました。ときどきこの号はいいなと思うときだけは買っていましたが、最近はstanding・reading専門になってしまいました。

 

 さて110号。今回は300Bを中心としたアンプの紹介と20センチフルレンジの聴き比べが掲載されていました。

 

フルレンジでは、国産のものから、米国409-D、409B、400X、755E、755?、JBL2110などが出ていました。

 

755Eのところを見ると、ライターの新さんは、全域にわたり、きれいな高音まで楽しめたと最初に述べていましたが、そのうち高音に不満がややある、となり、他のライターも高音については満足されていないようで、箱の中をチューニングして高音がなんとか高音を出そうとトライしていました。

 

やっぱりそうなんだなと、私自身の評価があながち間違っていないことが分かりました。

 

 

もし好きな20センチユニットをあげると言われれば、アルテックの408、JBL LE8Tを希望すると思います。いやLE8Tはやめとこうかな。2115の方が、コーンに白いランサプラスが塗布されてないので、開放的な音で鳴りますね。こっちかな。

 

巻末の方に、読者の製作アンプ紹介のコーナーがありました。今回の登場人物は有名な?福永さん。

以前は瀬田無線で,現在はゼネラルトランスパーツ部でお店に出てらっしゃる方です。

 

うんと前の過去にも、登場されたことがあるそうで、今回は久しぶり。

送信管使用と電圧増幅用MT管をたくさんパラったアンプを紹介されていました。70を少し過ぎたくらいの方でしょうか。私もゼネラルで彼から部品を買いました。中国製のコンデンサーのよろしくない点などを会話した覚えがあります。動画で爆発してた、とか。

 紙面の写真で、新さんと福永さんが、ソファごしに顔を見合わせ笑顔で会話している絵が印象的でした。

 

季刊で110号です。そういえば季刊に変わったMJ誌はもう第1号は出たのでしょうか。