体も大分元気になり、14日の土曜日は、その前に実装したロータリースイッチを2個、パネルに取り付けてみました。

 左右に取り付けたスイッチたち。

 

 

 

これが南洋植物系オーラルコンペンセーター。アルミ1枚でACスイッチとシールドされてます。窮屈ですが、とりあえず実装できました。

 

 

 

こちら右端は、ランブルフィルター切り替えスイッチ。なかなかコンデンサーが入手難で、シルバードマイカと箔フィルムやポリプロピレンなどの多種で構成しました。オリジナルのC-8はコンデンサーはどんな容量のものでもほぼバンブルビーで揃えてありますから、昔はコンデンサーも豊富にあったのでしょうね。

 

 

 

そして問題が発生しました。トーンコントロール部分です。

 

ポンチ絵はこれ。

 

絵で描くのは簡単。この図に従い配線したのが下の写真。

 

BASSのボリューム周りでパーツが密集してしまい、どうにも収まりがつきません。絵に描いたモチとはこのことでした。

気持ちよく実装していたところ、なんだかクラッシュに出くわした感じです。

ここまでで昨夜は終了。

 

 

今日15日の午前中、しばらく考えました。このままでも製品としては動くかもしれませんが、この状態で完成品にしたくありません。後々他人がこのアンプを開けて中を見たときに、なんだこの汚い実装状態は、と言われたくないのです。どうやらズボラな私にも美意識が芽生えているようです。

 さて対策ですが端子板の上に部品を集約して、極力ボリューム端子には部品を持ってこないこと。

そして現在のNF型のトーンコントロールはパーツ点数が多く、それもクラッシュの原因のひとつであること。

 結論を出しました。

・回路をNF型からCR型に変更。オリジナルはCR型です。当時のマランツの同様の機種もCR型でした。

・端子にパーツを集中させる。今の端子板では端子数が足りず、新たにカスタムメイドで製作する。

 

新たな実装ポンチ絵は以下を参照ください。

 

 

 

端子板は図面を描いて、ハトメラグを打って、1時間で完成させました。

新しいプラスティックハンマーが活躍しました。年末買っといてよかったです。

 

 

 

これが端子板です。

 

 

 

今日から大阪へ移動します。もう今日は作業はやめときます。また週末に作業進捗を報告しますね。

だんだん作業量も残り少なくなってきました。スイッチ類はモードと入力セレクタが残った状態です。