帰宅したけど、自営の私は在宅での事務処理があります。この3連休は最終日から出かける予定です。
なので、はじめの2日でできるだけ、早く事務処理を終わらせば、アンプ作りの時間が稼げます。
今日17日のAMで仕事が一段落。午後からアンプ仕事をしました。
やったのは、シャーシの加工図を考えたこと。回路図(アンプ部と電源部)をもとにアンプ部の実体配線図を作成しました。
シャーシ上のレイアウトは、球のソケット周りに、パーツが集中するので、結構球間のスペースを取りました。
整流管を使用します。6X4の後ろのコンデンサは10μFが適正な値です。雑誌のライターの方で47μFをぶち込んでいた方がいました。大丈夫かな。案外OKかもしれませんが。
この配置で加工図をフリーハンドで描いてみました。時間もなくCADも使えない私にはこれが一番。
シャーシ上に置いた現物のセンター位置に定規を当てて、シャーシの端っこから測ります。たて、よこ方向です。寸法は5の倍数にします。68なら70に。32なら様子を見て30もしくは35のどちらかにします。部品は全てセンター位置で決めていきます。
次に回路図です。
電源部です。汚くてごめんなさい。ヒーター回路は1万μFという過剰なコンデンサを入れます。三端子レギュレータのLM318Tは多くの電流がとれて、信頼性の高いパーツです。
可変抵抗でジャストの電圧が実現できます。ヒーター用のブリッジダイオードは500V6Aの余裕のあるものを使います。実際にはヒーター電流の合計は1.5Aなのですが、ディレーチング(余裕度を持たせた値の決定)で3倍以上のものにしました。
過去ある方から、入手したアンプのダイオード周りのシャーシがアチチになって触れないというので、回路図を見せてもらうと(これも雑誌のライターによる記事でした)、流れる電流2Aのところに定格2Aピッタリのものが使用してありました。余裕がありません。その方にこれは設計ミスですと伝えました。
実体配線図のイコライザ部です。これは割と丁寧に描きました。ただし一回しか推敲していませんので、間違いがあると思います。実際の配線時に回路と突き合わせしながらすすめます。それが最終チェックになります。
次はラインアンプ(兼トーンコントロール)です。
パネルの図面はすでに作成しています。
あとは背面の加工図、電源のパーツの配置です。次からはケガキ、加工となります。
今日は部屋の中が31℃でした。エアコンなしで頑張りました。実は家族が帰省していて私しかいません。
省エネで頑張りました。コツはとにかく窓を開けて、風を入れること。扇風機をフル活用すること。昔はエアコンなぞありませんでした。熱中症が怖いので、麦茶を冷やして何杯も飲みました。高齢になると暑くても寒いと感じるそうです。
このプリアンプは私の予想では、とてもいい音で鳴ると思います。事前検討が周到であればあるほど、完成度が上がります。
今回はシールド線はPHONO入力部分だけでやってみたいと考えています。また来週末、報告します。