なんで、ハイレゾ、ネットオーディオの時代に、針の振動を増幅するイコライザアンプを内蔵した、しかも真空管のアンプなんかつくっているのでしょうか。
今やアーチストのアルバム録音はデータだそうですね。もう大きなテープデッキは回っていないのかな。
オリジナルのデータは劣化しないそうですが、再生時にソフトウェアを使うと、幾分かそれによる劣化はあるそうです。
昔の音楽ソースは、レコード(溝が刻まれている)、テープ(表面が磁化されている)、チューナー(FM電波の受信)などでした。前2者は回転系ありで音源は手元に保有という形。チューナーはソースは放送局の持ち物で、それを電波で分けてもらっている形。
してみると現在のネットオーディオはチューナーに似ていますね。違いはチューナーが数百キロ離れたところからの電波を受信する場合もあるのですが、ネットオーディオは近くの基地局から届く電波ですから、損失が桁違いなのでしょう。
この最近は、ネットオーディオ用にUSB-DACでも買おうかなと考えていますが、どうなんでしょう。音はいいのでしょうね。
さて前置きが長くなりましたが、パネルのデザインを決めました。
下のものがそれです。黒い樹脂ツマミとレバースイッチも樹脂ノブです。
これが図面です。結構考えました。レバースイッチのノブの間隔は25ミリでいこうか、22.5ミリにしようか相当悩みました。
25にするとレバースイッチの占める範囲がひろがり、パネル全体の印象が変わります。22.5では指が入りにくく、操作性に不安があります。私はこのあたりいつも考えこんでしまいます。
たった2.5ミリだと思われるかもしれませんが、デザインはわずかの違いでも印象が変わってしまうものなのです。
シャーシ上はボリューム類がパネル取付け時に干渉しますので、角穴を明けて逃がします。
マジックで大まかに印を入れました。
このレイアウトでは電源トランスの周囲は、シャーシ上スカスカですが、シャーシ内に、B電源、A電源(ヒーター電源のこと)のパーツなどで結構密になります。とりあえず大まかに決まりました。
シャーシ上下の配置寸法の詳細は、引き続き検討していきます。