以前、中古で加工穴が残っていた、ケースをリペアしていました。
プリアンプはやっぱり、ケースに入れてこそだと思うのです。
このLEADの小型ケースは300×130×200のサイズ。シャーシの高さは4センチしかありません。
前面パネルにツマミやレバースイッチをレイアウトするのですが、このデザイン決定こそが、プリアンプ製作の醍醐味と言えます。
何種類かのプリを作りましたが、結局過去のものと同じデザインで行きます。
ツマミとレバースイッチ。レバースイッチは一般の方は使わないことが多いですね。ガレージメーカーでさえもう使いません。理由は、売ってない、前面パネルの長穴加工が面倒。というところでしょうか。
小さなパネルの上にツマミ類を置きました。大きなツマミは使えないことが分かります。
影の影響で、まとまりのない画像に見えますが、気に入っているデザインの一つです。
コンパクトなので6本も、7本も真空管は置けません。シンプルな4球もしくは5球の回路で行きます。
このシャーシと前面パネルの写真を見比べれば分かりますが、取りつけるボリューム類、スイッチ類が、シャーシにもろにぶつかります。
よって、シャーシに逃がし穴を加工することになります。
ケースの塗装も落ちている部分があり、きれいに再塗装します。
さてスタートさせました。また続けてご覧いただければと思います。