13日の金曜日夜10時ころに配線が終りました。

 

電圧はプレートで450V丁度。スクリーングリッド350V、各出力管のアイドリングは45mAです。

 

ここでチョークの唸りが相変わらず聞こえます。電圧を上げたせいか一層強く聴こえます。

電源をONにしてすぐには唸りませんが、コンデンサに電荷が溜まり始めた頃から唸り始めるのです。

ビーンとか結構高い音ですね。チョークコイルに手を当てると、コアの奥で何かが煮えているような振動を感じます。

 

うーん、これじゃ近代アンプとは言えませんね。

 

アンプから出る音といえばよくあるのが電源トランスの唸り。そして今回のようなチョークコイルの唸り。

まだあります。真空管からも音が出ます。

 

ご経験ありませんか。世の中のたくさんのファンから崇められる300Bです。

レプリカのものは扱ったことがありませんが、WEの88年製の新品を昔使ったときのこと。

電源を入れると、フィラメントが温まるまでに、チコーン、チコーンと音が出ました。これは中古になっても出るのでしょうか。

 

私は300Bはあまり好きじゃないので、2台くらいアンプを作ったのですが、アンプも球も手放してしまいました。

 

さて唸り音で困っていると、コメント欄でオッカイポさんから、コンデンサをチョークに並列にいれると収まると、技術誌にあったと連絡をいただきました。

 

本当なら、神の救いです。

 

急いでSHIZUKIの黄色1μを付けてみました。

 

 

おそるおそるスイッチをON。

 

んー。

 

しばらく経ちましたが、音が出ない。唸りが止まりました。すごいです。

 

どういう理論かはわかりませんが、目の前で唸りが止まりました。LとCの共振回路?

 

やれうれしや。

 

オッカイポさん、ありがとうございます。持つべきものは先輩であり親友である頼もしい方たちです。

本当に心から感謝します。

 

BX-19さんといい、私は皆さんに助けられて幸せ者です。

 

心晴れ晴れで明日はノイズを追い込んで、鳴らしてみます。

 

ではまた。