29日は再塗装後、夕方には乾燥したので、夜からレタリングを入れました。

 

今回は大きめのシャーシなので、天面の文字は少し大きめにしました。

 

 

 

前面側

 

 

背面側

 

明日は、部品取り付けの予定です。実体配線図も考えようと思っています。

 

 

このアンプの出力ですが、せっかく大型アンプなので、30W以上を出したいのです。

実は電源トランスの二次高圧側が500Vあります。これをダイオードで整流すると、700Vまで電圧は上がりますが、チョークインプットにすると、ガクンと電圧が下がり、×0.665程度(過去の経験から)になるので、460V程度になるのではと予想しています。

 

このときのスクリーングリッド電圧ですが、1625は807よりもう少し高い電圧をかけられます。規格では350Vまで。

この電圧をどうやって作るかですが、①100V~150V・5W のチェナーダイオードでB電圧から落とすのが一つの方法。②あるいはB電圧を2段に分割して(コンデンサを2階建てにして)、460Vの半分をスクリーングリッドに供給する方法もあります。

 

③さらには、B電圧から抵抗とコンデンサで安定化して、350V程度に落とす手もあります。

 

①が一番手がかかりません。②は少しVsgが低くなって、出力がどの程度になるのか見当がつきません。

③はスクリーングリッド電流と抵抗値を考慮しながら、抵抗値を決める必要があり、確認に手間がかかりそうです。

 

三接にすればその必要はないのですが出力が小さくなりますし、ULにしたときにスクリーングリッドにかかる電圧が高くなり、球の負担が心配です。

 

消去法で行けば①になりそうです。

 

 

実はこのパワーアンプの作業をしながら、マッキントッシュC8プリのことを考えてしまいます。このプリが完成できればとても便利になりますし、自分なりに音作りができそうで楽しみなのです。しかもイコライザ回路は基本の骨格はC22によく似ています。作りやすそうで2回路2接点のスライドスイッチ10個(入手容易)へのパーツの配置も頭の中で考えています。

 

前面パネルの配置も、ステレオ構成を考えて、モードやバランスも加えながらレイアウトを考えています。これも楽しみです。

1625は早めに終わらせたくなりました。