今日から大阪出張ですが今日は移動だけ。3時間もあれば着くので、夕方出発することにし、晴れてきたので午前中から塗装をしました。
シャーシは鉄人28号色の青灰色にしたかったのですが、塗料の在庫がなく、仕方ないのでいつもの「染めQ」のさびたまま塗れるシリーズのブロンズに変更しました。
若いころはせっかちで、まだ乾かぬうちに重ね塗りして、もいいいかなと思ったら生乾きでズルっとなってしまうとか。
失敗を重ねていましたが、最近は塗装して乾燥させていることすら忘れるようになって、十分間隔が空くようになりました。
この「染めQ」のスプレーは、うまくやればハンマートーンの模様が花咲いて、美しくなるのですが、模様を全面的に均一に出すのはとても難しいのです。塗料の噴射量と時間を一定にして全面に施工するわけですから。
なので初めからハンマートーンは期待せず、出始める前で塗装終了にしています。ときどき、ある部分がハンマートーンになるくらいです。
そういえばハンマートーンというのは、昔でいう縮緬(ちじみ?ちりめん?)塗装とでもいうのでしょうか。アルテックのユニットにも縮緬塗装をしたものは見受けられますね。ただこれは塗装の種類なのでしょうか。
ハンマートーンというのは、昔は金属の板をハンマーで小さくコンコン叩いて強度をあげることをやっていて、その叩いた跡をハンマートーンと呼んでいるようです。ドラムのシンバルには叩いた跡が残っているような気がします。
それから判断するとハンマートーンは塗装とは少し違うような気もします。
塗装の間にソケット落とし込みのサブシャーシに、端子や固定バイアス用のVRを取り付けます。
この陶器製のソケットは米国ジョンソン社のものです。端子部に予備半田が施されています。ん、中古なのかも。
プレートキャップへのリード引き出し用の端子(赤)も取り付けました。
落とし込みによる放熱効果と各種インターフェースの機能を持たせています。なんだか大それた表現になってしまいましたが。
塗装が終わったら、レタリング入れ、部品とりつけ、実態配線図を描いて半田付けです。
実働3日でやりたいのですがどうでしょうか。
それでは夕方からOBP(大阪ビジネスパーク)にあるホテルに向けて出発です。木曜日に帰ってきます。
ではまた。