過去に何台かのプリアンプを作ってきた。

 

クオード型、CR型、マッキン型、マランツ型。

 

それぞれの音は何となく、頭の中で体系的にインプットしています。今まで作ったプリアンプの写真を何枚か掲載します。

 

 

CR型のこのプリは見かけ上マランツ7だが、中身は違うCR型イコライザとNF型ラインアンプの構成です。このプリも手放しました。自己採点で90点。

 

 

 

マッキン型が下のアンプ。これも手放しました。デザインも音も気にいっていました。自己採点で95点。

 

 

 

苦労したマランツ7のコピー  コピーなので採点しない。

 

 

CR型で全段SRPPで構成したプリアンプ。これも何台かプリが集まると手放すかもしれません。自己採点93点。

5種のイコライザ切り替えがウリです。

 

 

そして次はどんなプリにしましょうか。どうやら自分はマッキン型の音が好きなようで、外観もマッキンに似せて作りたいと考えています。イコライザはもちろんC22 の回路そのままで。

 

漫画を描いてみました。

 

上がC22類似。下がC11類似のデザイン。

 

 

何でマッキンは、VOLとSELECTORを左右に引き離すのでしょうか。C20でまともなデザインになったと思ったらC22でまた引き裂かれています。

 

実はマランツ7のパネルの真ん中にならんだレバーSW4個。中の2個は並んでいるが、回路的にはすごく離れています。イコライザ切り替えSWはその通りイコライザ回路に含まれるもの。隣のLOW CUTは出力段に近い下流の位置にある。

すごく離れているもの同士が近づいています。逆にマッキンは近いもの同士が引き離されています。興味深いものです。

 

さて、子供の絵のような上のデッサン。私は下のC11類似の方を気に入っています。おそらくこちらで行くことになります。

 トピックスはコンデンサにバンブルビーを使うこと。すでに手元に準備しています。

トーンコントロールはフィルタの切り替え式はやらない。可変抵抗器による連続可変でいきます。

 

 この最近マランツ7のトーンのツマミを切り替えると、プチッと音が出るのです。これだから接点は好きじゃない。繰り返し切り替えていると音は消えるのですが。

 

さて次なるプリがどんな音がするのか興味津々です。また設計から始めます。