朝から手書きの加工図を見ながら、シャーシに直接ケガキました。
直接ケガくのは手っ取り早いし、転炉などの立体加工物を製作している、企業・工場もそうしているから。
ケガくときに△定規を使うと、垂直がすぐに描けて効率的です。
加工図の下の部分には、トランス類の加工穴寸法をフリーハンドで描いています。最近は全部そうしています。
午前中から加工をスタート。今回のようにリード線タイプのトランスを使うと、加工が楽です。四角い大きな穴がありません。
1625をサブパネルを使って落とし込みとします。その部分は少し大きな丸穴にして、放熱に配慮します。あまり効果がないかもしれません。Φ40の穴4個は油圧パンチを使いました。
この写真はMT管用の穴を油圧パンチで明けるために、下穴を拡げています。
夕方4時頃にいったん終了。シャーシ天面で残っているのは、固定バイアス調整用のVRシャフト穴や、1625のプレートへのリード線を出す窓穴。トランス類のリード線引き出し穴です。これはまた明日以降です。
今日は、このあとにソケットをサブパネルをとりつけて1625の落とし込み具合をみました。トランス類もとりあえず天板に置きました。
1625はもう5ミリほど上方向に出した方がいいかもしれません。スペーサーを10ミリから5ミリに変更すればよいのです。
明日は加工の続きと、トランス類の塗装です。
シャーシは青灰色にしようと思っています。
私は時々、昔むかし鉄人28号が敷島博士のラボの建屋に横たわっていたときの絵を思い出します。子供の頃に見た、あのときの鉄人の光沢のある灰色です。あの色が好きで、クリアを多めにして光らせようと思っています。
ではまた。