今日は朝から雨。何もする気が起きなくて、6L6Gアンプの測定もうっちゃています。
昨日、どなたかのブログでJPOPSで録音のいいものを紹介している記事を見ました。
その中に竹内まりやさんの「impressions」が含まれていたのです。
確か持っていたような気がして探したら出てきました。
どれどれ、MOONレコードは旦那さんの山下達郎さんがメインアーチストのブランド。
確かにいい音がします。できたばかりの6L6Gとマランツ7のコピーのコンビで鳴らしました。
音がたくさん入っていて、明瞭に聴こえます。
ずーっと聴いていたら、やばいなとは思ったのですが、だんだんと彼女の歌の世界に引き込まれてしまいました。
雨で少しメランコリックになっていたのかもしれません。
彼女の曲は、恋愛の曲、失恋の曲でもなんだか心にからみ付いてきます。ユーミンはまだあっけらかんとした曲が多いのですが。
「けんかをやめて」
これはボーイフレンドの数を友達と競い合っていたら、ボーイフレンド2人が出くわしてしまって、自分の前でけんかを始めたという曲。
んー、私がボーイフレンドの片方だったら、けんかはせずにその場を立ち去って、もう彼女とは連絡もとらないと思います。
「うちへ帰ろう」
この曲の歌詞は応えますね。一緒にくらしている旦那さんがあまり自分のことを大事にしてくれなくなって、少しさびしさを感じている内容でしょうか。 この旦那のモデルは達郎さん?
自分に置き換えると、身につまされることが多いのです。
彼女の他の曲には、高校生時代の友達と合えば、すぐ昔に戻れて、心許してなんでも話し合える大切な友達、というものもあります。彼とうまくいってない悩みなんかも話あえるし、彼よりも私のことを知ってくれているというもの。
うちのことを考えると、どうやら連れ合いは昔の女友達のここが許せなかったという話もするし、今では私が一番心許しあう相手になっているようです。でも私も確かに連れ合いを大事にしてないような気がします。
「うちへ帰ろう」を聴いていると、昔から現在までのことを思い出してしまい、気が付けば我々にも孫ができているし、なんだかあっという間で、若いころの悩みなんかがかわいく思えてきます。
ああ、今日はまりやさんにやられてしまいました。