この最近になって、マランツ7コピーのトーンコントロールを触っていたら、違和感を感じました。
ずっとセンターポジションのまま聴いていたので、トーンのツマミは触っていなかったのです。
違和感は、ツマミをセンターポジションから反時計方向に回すと、高域と低域が増強されるという状況です。
おかしいな、普通は時計方向に回すと増強なのに。ひょっとしてロータリーSWの端子番号のスタートを逆にしてる?
実はこの部分の端子番号は原回路図には何も記載されていないので、日本の昔の自作マニアが雑誌に投稿した、マランツ7の実態配線図を参考にして、その通りに実装したのです。
先輩Kさんに質問したら、ここの回路図を送ってくださいました。
いやあ、はっきりと端子番号が記載されています。私が実装した順番と全く逆の数字です。
やられた。どうしようかな。全部で何か所付け直すんだろう。もうこのままセンターポジションの位置だけで使おうかな。
まてよ、全部外さずに効率よく修正できる方法はないものかな。
おっ、まずスイッチの端子からパーツを外す。輪っかにCRがぶら下がったまま取り外す。次に輪っかのはんだ付け部を溶かして、CRを鉄棒のようにクルリと180度反対方向に回転させる。これを全部やると、端子番号は逆になりOKで、なおかつCR類は現在輪っかの外側に出ているのが、中に入り込むことになる。
するとロータリーSW・4個の中心位置に、前回は無理だったけど、スペースができてチョークコイルを置けるんじゃないかな。よしピンチのあとにチャンスありだ。
ということでまた、私は輪っかと対戦することにしました。
パワーアンプも次のプリも構想が固まってきました。4月ですしね。