ロシア、ウクライナ。

 

テレビ、メディアはこの報道で持ち切りだ。

 

世界中のどこの人も、どの立場の人も、

「ロシアのウクライナへの軍事侵攻は間違っている」と発言する。

わたしも同感である。

 

人は他人を殺してはいけない。ずっと私が考えていることだ。

じゃあなぜ殺してはいけないのか。

 

それは人には他人の人生を勝手に終わらせる権利はないと考えているからです。

日本の憲法でもそれをきちんと謳っています。

 

さてロシア。完全に間違いを犯してしまっています。なんでそんな行動をとったのか。

 

日本はアメリカと同盟国であり、国連決議でも、アメリカの挙げた旗の色をみて、同じ色の旗を掲げるくらいの中だから、日本のメディアはアメリカと同じ立場で報道している。それは無理からぬことであり、とやかく言わない。

 

但し、報道をそのまま信じる前に、少し客観的に物事の本質を見つめ治すことも大事ではないかと思う。

 

個人的には、中立、公平、客観性を求められる仕事をしているので、その習慣が染みついている。

 

ロシアが悪で、ウクライナは善なのでしょうか。

 

ロシア、ウクライナの過去からの歴史を、いろんな立場からの報道、情報で確認するとよいと思うのです。

キーワードは 「2014年ウクライナ政変」「ミンスク合意」。地名として「東部ドネツク州」「ルガンスク州」「クリミア」。さらには人的には「ヤヌコヴィッチ大統領」もっと言えば「ヌーランド国務次官」「バイデン副大統領(当時)」だ。

 

ウクライナも当時は東ドネツクとルガンスク州と戦闘していたようだ。その停戦のために「ミンスク合意」がウクライナ、ロシア、ドイツ、フランスにより締結された。

 

しかしながら2019年に就任したウクライナのゼレンスキー大統領はこの合意の不履行となる行動をとり始めたとのことです。

 

とにかく、テレビから流される、テレビ局の作ったパネルをタレントが読んで視聴者の驚きを煽る報道を見るのもいいけど、一度過去の歴史を紐解いて自分なりの見解を出すこともいいことだと思います。自身の客観性を見つめ治すのにいい機会だと考えるのです。戦時には双方から嘘やデマが横行するものです。いちいち信じる必要はないと思います。

 

私個人の感想を言えば、プーチン氏はバイデン氏にうまく誘導されて、罠にはまったんだろうな、というところです。自国の兵を派遣せずに、国際世論でロシアを窮地に追い込み、兵器の売り上げに成功したアメリカは、確かにしたたかです。