出張から戻り、水曜日の夜からまた、BASSのロータリースイッチ周りに着手。

 

 

こんな具合に、輪っかも大きく、CRのリードも長めにおおらかに、実装していました。

さて、左右のSWの実装が終って、いざケースの中に取り付けです。

 

ここで、トラブルが発生。上の状態でのSW周りでしたが、輪っかが大きいのと、CRも余裕を持って取り付けたのが災いして、ケースの中に入らないのです。コンデンサが周りに当たるわ、電源のブロックコンデンサの取付アルミ板に当たってしまうわで、ちょっとショック状態です。

 

遅まきながら己の注意力の欠如にあきれてしまいました。

 ケースには問題なく入るだろう、輪っかもこれくらいで十分と、事前の確認を実施していませんでした。いつも2手3手先を読むべしと、自分にも人にも言っている自分が情けない。

 

本来なら、ケースのスペースを測定して、このSW周りの実装外形を決めておくべきでした。

仕方がありません。

 

対策を考えました。輪っかを切って、円周を1.5センチ短くして、円を縮小。それに伴い、はんだ付け位置をスライドさせます。同時に輪っかと、SWのシャフトの根っこまでの距離を短くしました。これはグッと輪っか全体を押さえつけるのです。CRが盛り上がったり、動きます。ラジオペンチでリード線を加工して、全体の体裁を整えます。パーツも曲げて(倒して)、内側に入るようにしました。

 これでいいかなと、手を加えたSWを取り付けてみました。

 

 

写真左側のSW周り。すぐ横のレバースイッチに近いのです。このSWの奥側に大きなディップマイカコンデンサが複数個、集中して取りつくのなら、実装不可能でお手上げです。

 

 

実態図を確認したところ、ここはそんなに部品は密集していませんでした。

 

 

何とか、取り付けましたが、まだ問題があります。

一番上の写真を見るとわかりますが、出力部のトロイダルコイル(1mH)が窮屈です。

 

コンデンサをよけてやるとか、TREBLEの方のSWはやや小さくしなければなりません。このコイルはアマチュアの自作品には省かれることが多いのですが、私は使用したいと考えています。

 

キットの7KはこのSW周りは、すでに実装済の状態だったようです。初心者への配慮もあったのでしょうか。

 

やっぱり、マランツ7は何台も繰り返し作らないと、製作のコツはわかりませんね。

いやあ、このプリのケースは結構コンパクトなのですね。

 もし、次に作るなら、余裕のあるケースにゆったり組みたいものです。余分な機能は取っ払って。

 

確定申告も終わりました。この日曜まで、本格的に取り組みます。