5年くらい前に仕事仲間に頼まれてギターアンプを作ったことがありました。

 

ただのアンプと違って、筐体が必要なので、木工もやりました。

 

そんなに木の種類も知らないので、パイン集成材で行くことに。最初の見た目は結構白いので、着色ニスで何とかなるだろうと考えたのですが、あまり色は濃くなりませんでした。

 

このギターアンプのために、秋葉原のギータ―アンプ用パーツ屋さんに、ツマミ類などの買いだしに行きました。

 

アンプ自体は、普通の6L6GCのPP自己バイアス。出力部のトランスは松下の古いOT525という型番の合わせカバーの物が、1個半端で残っていたのでこれにしました。

 

さらにCR型トーンコントロールとトレモロ回路も昔の雑誌を調べて組み込んでみました。

 

 

これがシャーシの裏表。

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、アンプ部と箱の取付形状を決めました。SPはネットで、米国製のような、どこのものか分からない、ブルースに持ってこいのキャッチコピーに惑わされて決定。新品です。

 

 

この写真は完成形です。

 

 

 

正面の布製のサランネットは、ギャレットオーディオから1m角で切り売りしてもらいました。これをピンと張るのに苦労しました。

 

 

下手な長男が試奏してます。このころはまだ学生でした。今は子持ちです。

私はギターといえば、70年前後にフォークギターを弾いたことがありますが、やはり下手でした。エレキは弾けません。

 

そして北海道の仕事仲間に送りました。彼は昔、ヤマハの音楽関係の事業部にいて、作曲したりギターを教えていたそうです。なんでもレコード大賞の何とか企画賞というのをもらったことがあるそうです。

 

みゆきはオレがギターを教えたんだと威張っています。みゆきとは中島みゆきさんのことらしいです。

彼は現在音楽とは全然関係ない仕事をしています。コロナ前に博多のスナックに私と二人で飲みに行って、置いてあったギターを弾き始め、「夢で逢えたら」を歌えと私に言うので、歌い始めたらバックでハモッてくれました。

 確かにギターはプロですね。

 

 

これが彼の部屋で、アンプの写真も送ってくれました。今でもすごく調子が良くて、音も伸び始めたそうです。

スゲーわ、トニーさんのアンプスゲーわと言ってくれます。