本日、受けてきました

結果から言うと、遺伝子検査を受けることにしました


受けたほうがいいと思われる3つの項目


1.若く発症している(20代~40代)

2.親類で発症している人数が多い

3.親類に何回も発症している人がいる


私は1と2に該当


家系図は、年齢やいとこの子供などが不足してました

もうちょっと、頑張ればよかったー



陽性だった場合


≪メリット≫


・遺伝性卵巣がん治験開始の連絡を受けられる

 ※ 今回遺伝子検査をする病院が行う場合


・本人、家族の予防意識が高まる

 (切除手術や、検査など)

 ※ 患者の家族が腫瘍マーカー検査を行うことを

   推奨する紹介状を書いてもらえる


・抗がん剤選択の目安のひとつとなる

 (遺伝性乳がんではデータが集まりつつあるそうです)



≪デメリット≫


・知ることによって不安になる


・費用が高い(25万円)

 ※ 私は助成に該当したので18万円だそうです

   私が陽性の場合、家族はスポットで8万円くらい

   初回カウンセリングは8,820円でした



【遺伝性の乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の現状】


・卵巣がん 『漿液性腺がん』の発症が多い

 ※ 漿液性腺がんは抗がん剤が比較的効きやすい


・乳がんは 『トリプルネガティブ』の発症が多い

 ※ 効果が高いとみられている抗がん剤

   カルボプラチン、ジェムザール、エンドキサン


・男性

 乳がん、前立腺がんの発症の可能性がある


・PARP阻害薬も有効の期待が高い

 トリプルネガティブ乳がんでの治験開始



陽性であったとしても、打つ手があります


むしろ国内外でHBOCへの関心が高まっている現在、

自分が該当しているかどうかを把握していることは、

治療薬選択の判断材料のひとつとなり、

早期に治療や治験に参加することが可能になると

私は考えます


早い判断と治療の開始は、

予後に大きく影響してくると思うのです


また、データの蓄積の一助にもなる



と、まあ、色々熱く語ってみましたが、

単純に、私は自分が遺伝性なのか知りたいと思い


この思いに、抗えませんでした


『知りたい人』なんですね



最後に、

カウンセラーの方も言っていたのですが、

『知らない権利』もある


ひとりひとり考え、専門家と直接話し、

家族と相談して決めることが大切なのだと思います






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