≪ 回 想
≫2012/9/4(火)
痛かった

痛い痛いとうわ言をいい、看護師さんがこう膜外麻酔の注入ボタンを押してくれる
一瞬痛みがやわらぐが、すぐに痛い痛いとなり、姉の手をぎゅっと握る

それじゃあと、看護師さんがボルタレンの座薬を入れてくれる
痛みがやわらぐ
すぐに、痛みが戻り、こう膜外麻酔のボタン…
この繰り返しでした
意識が戻った直後は、お通じがありそうな気がして出そうだと懇願

前日の夜から絶飲食なので、出るものはないとわかっていても、出そうな感覚はある!でも、出ないはずというのはわかる。出ないなら、大丈夫?大丈夫と思い込む?など、理性で消すことが出来るわけもなく。しかも、この時はその理性もどこいっちゃったのかわかんないような状態なわけで、出るったら出る!の、一点張りです

差し込み便器をいれてくれました

…もちろん、出ません

T先生と姉が話をしているのがうっすらと聞こえる
「腸をさわってるからだと思います」
そうなんだ、手術で腸を…、生々しいよ、先生
でも、理由がわかってよかったです
しばらくしても出ず、出そうな感覚も薄れてきたのではずしてもらいました
看護師さん、無理言ってごめんなさい
そして、ありがとう

あと、からだはほとんど動かせないわりに、痛みでうなされるたびに頭は動くので、ケア帽子がどんどんずれていく
脱げそうで気になる
脱げちゃっても、誰も気にしないと思うけれど、私は寒いし脱げるのは嫌!

何度も、なおしてもらいました
まとめると、手術直後はとにかく痛く
「痛い痛い」
「お通じでそう」
「帽子なおして」
を繰り返し言ってました

開腹手術は痛いと聞いていたけど、本当に痛かったです

私は痛がりなので、特にそう感じたのかもしれません

これから手術の方を不安にさせてしまったらごめんなさい

