篠笛のカラオケを作ろうと思ってstudio one 5 primeというDAWソフトをインストールした。使い方を覚えるためにyoutubeの教則動画を見たり、書籍を取り寄せたりして勉強した。習作の1曲が出来上がったところで分かったことは、細かいニュアンスにこだわらない限り、オーディオインターフェースとかMIDIキーボードなどはいらないと言うことだ。ギターとかピアノが弾ける人はこれらの器具があった方が入力作業が簡略化されて能率的に曲作りが捗るだろう。しかし録音した自分の演奏を後で聞いてみて納得いくような演奏ができる人は一握りの演奏家だけだ。それに打ち込みだけでも工夫の仕方によっては細かい表現を生身の人間がやるより上手に再現できたりする。「必要だ!」と言われて揃えたMIDIキーボードもオーディオインターフェースも、プロ並みの楽器の腕前を持っている人だけ揃えればいいことが、買い物をしてから分かった。高くついたが、これも授業料なのだなと思った。