私たちの体の細胞は、常に新しく生まれ変わっています。
それは、肌をつくっている細胞も同じ!

食事で体の中に入った肉や魚、野菜などの食物が、
胃腸で消化され、吸収され、体を作るために働いているのです。

だから、「キレイな肌になりたい!」と思ったら、
体や肌をつくるために必要な栄養素を、毎日摂ることが必要なんです。


肌をつくる材料が不足しては、美肌もつくれません。
スキンケアにいくら力を入れても、無駄になってしまうのです。
 
肌荒れについてはこちらが参考になります

まずは、今までの食生活から見直してみましょう!

健康な肌作りは、体内美容から、
食事には「糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル」の
5大栄養素が必要となります。


このチーム5大栄養素が、お互いを助けあい、
健康な肌や体をを作ってくれます。

美肌をつくるには、栄養のバランスが大事。
何か一つをたくさんとってもダメなんです。

5大栄養素が美肌に必要とわかっても、
具体的に、栄養素と食品がつながりませんよね。

実際にどんなメニューにしたらいいか見てみましょう。

まずは、単品メニューのパスタやカレーなどを選ぶより、
定食のように、ご飯とみそ汁、おかずが2品といったメニューを選びます。

食べる品数が多いほど、使っている食材が多く、
栄養のバランスもとりやすいです。


できれば、具沢山のおみそ汁で、
おかずには、肉か魚、たっぷり野菜の煮物などが理想です。

美肌に必要な、たんぱく質や、ビタミン類が摂れ、
カロリーも控えめで、最適な美肌食です。

 
肌荒れをするとビタミンをとるイメージがあって、
サプリメントでビタミンCや、マルチビタミンを摂る人がいます。

でもビタミンだけを大量に摂っても、肌トラブルは解決しません。

確かに、ビタミンCが不足すれば、肌が荒れるので、
不足している人が摂れば、一時的に改善します。

でも、不足していない人が摂っても、あまり意味がなく、
尿と共に排出されてしまいます。

肌荒れの原因は、ストレスや寝不足、合っていないスキンケアなどさまざま。
原因を探さずに、ビタミン剤をとっても肌荒れは解決しません。

肌荒れの原因を探って、それに合った対策をとることが必要です。
自分のスキンケアを見直し、食事や睡眠、運動など生活習慣も改善しましょう。

健康な肌をつくるためには
「糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル」の
5大栄養素が必要です。


ビタミンだけとってもダメで、栄養全体のバランスが大事なのです。
「肌に良い食事」とは「栄養バランスがとれた食事」です。
健康な肌をつくるには「5大栄養素が必要」といわれても、
なかなか栄養素と具体的な食品って結びつかないですよね。

そこで実際はどんなメニューにしたらいいのかを見てみます。

まずは、パスタやカレーといった単品メニューより、
ご飯とみそ汁、おかず2品といった定食風のメニューを選ぶこと。

品数が多いほど、いろいろな食材が使われているので、
栄養のバランスがとりやすくなります。

できれば、みそ汁は具沢山にして、おかずは肉か魚と
野菜たっぷりの煮物といった組み合わせが理想です。


そうすると、肉や魚からは肌に必要なたんぱく質がとれ、
野菜からはビタミンなどの栄養を補うことができます。


カロリーも低めに抑えられ、肌には良い事だらけです!


肌のために控えたい食品は?

・甘いもの

甘いものを食べると糖質が血糖値を急上昇させ、
血糖値が上がると「糖化」という反応が進みます。

糖化すると、シミやシワにつながりますし、
血糖値の上昇はインスリンを分泌させ、男性ホルモンの分泌を増やします。

これが大人ニキビの原因にも・・・。

どうしても食べたいときは、1度にたくさん食べないこと!

・冷たいもの

冷たい水を大量に飲むと、体が冷えて血行が悪くなり、
代謝が下がってしまいます。

水分補給は、お湯や常温の水をゆっくり飲むようにしましょう。

・カフェイン

コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインには、神経を興奮させる作用があります。
カフェインを含む飲み物は、1日2杯までを目安に。

また、夜8時以降にカフェインをとると、寝つきが悪くなるので注意しましょう。

・塩分

日本人の大半は塩分の摂りすぎだそうです。
塩分は摂りすぎると、血管が傷み血圧が上がっていきます。

血管の老化はもちろん、肌の老化にもつながります。
若い人でも減塩は必要、塩分は1日10g以下できれば8g以下が良いですね。


肌づくり、体内美容には食事のバランスが大切。
控えたい食品はなるべく控えましょう!
 
よく「コラーゲンは肌に良い」と言われますが、
肉や魚から摂るコラーゲンも、サプリメントのコラーゲンも、
体内に入ると、1度アミノ酸に分解されます。

だから、食べたコラーゲンがそのまま肌のコラーゲンになることはないのです。

コラーゲンを増やすには、食べることよりスキンケアが大事になります。


コラーゲンを増やす成分

ビタミンC誘導体

ビタミンCは「美肌成分」としてよく知られていますが、
体内でコラーゲンの生成にとっても不可欠な成分です。

ただし、ビタミンCは水溶性なので、肌への浸透がよくないのです。
肌に浸透しやすく改良したものが「ビタミンC誘導体」です。

ビタミンC誘導体は、成分表記上以下のように記載されます。

・リン酸アスコルビル
・バルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
(APPSと表示されることも)

レチノール

ビタミンAの一種で、肌のターンオーバーを促したり、
コラーゲンを増やす作用があります。

ナイアシン(ビタミンB3)

水溶性のビタミンの一種で、抗酸化力が高く、
メラニン生成を抑える美白効果や、コラーゲンを増やして、
毛穴や小じわを目立たなくする作用があります。

肌づくり、体内美容にはコラーゲンは必須です。

 
肌の修復には「睡眠」が必要です!
肌づくりの体内美容には睡眠はとても大事なポイントです。

吹き出物(大人ニキビ)が治らない」「クマができる」「顔がくすむ」など、
肌のトラブルがいろいろあります。

その原因の一つが「睡眠不足」です。

仕事や家事が忙しかったり、夜の遊びで時間をとられていると、
すぐに、睡眠不足になってしまいます。

肌にとっては少しでも早く寝たほうがいいのです。

睡眠時間は、日中の活動で傷ついた細胞を修復する時間!
肌の細胞も、修復・再生されるのは眠っている時間です。


この大事な時間を削ってしまい、寝不足になると
翌日は肌が疲れてしまっています・・・。

だからといって、睡眠時間が長ければ良いわけでもありません。
睡眠は、「時間」と「リズム」、「質」が大切です。

自分の睡眠を見直してみましょう。

1.入眠後3時間は深く眠る

眠りに入ってから3時間の間に、成長ホルモンがたくさん分泌されます。
細胞の修復や再生に欠かせないホルモンで、肌の代謝にもかかわります。

成長ホルモンの分泌量は年齢とともに減少していくので
眠りの質を高める(入眠後3時間グッスリ眠る)ことで、
少しでも分泌を妨げないようにしましょう。

2.睡眠時間は最低6時間

睡眠は、「5時間で大丈夫」とか「8時間寝る」というふうに、
人それぞれです。

でも医学的には、睡眠時間が7時間の生活を送っている人が、
最も長生きしているデーターもあります。

厚労省も1日7時間程度の睡眠を推奨しています。

肌の状態から見ても、睡眠時間が6時間をきると、
肌トラブルがおきやすくなります。

睡眠は、毎日6~7時間規則正しくとることが大事ですよ。