GSXR シートもピンキリ2 | 池田 泰急のブログ ZX10R SL230 マラソンと旅行

トラブルがあったのだろうと容易に想像がつきます。それから19年も経過したでしょうか。

 

察するに首が締まってきたのでしょう。国産車お断りのメッセージが削除されました。

 

私は、シートの張替えとウレタンの入れ替えの依頼に行きました。提示金額は7万円です。

 

小野寺さん曰く「国産も外車も工数は変わらないから相当の金額になる。価値のないバイクでは見合わない」との発言がありました。

 

私は腹では高いなと思いましたが、態度保留にしました。

 

家に戻って「これで引き下がったら男が廃る」と思いました。

 

数日後、正式依頼しました。今回の応対も終始小野寺さんです。

 

先代は、がんを患い、生きてはいるがおぼつかない様子です。

 

小野寺さんは、GSXRごときに「依頼するの?」という風でしたが、

 

私は「お願いします」です。

「シートの色はどうするか」

 

私は現状の色ではつまらないので「白系でお願いします」と言いました。シート生地が反物で何本か壁際に立てかけてあります。

 

白のようなグレーのような生地があって、「これいいかも」と思いました。

 

もともとは黒や紺の生地のコンビに使用する生地のようです。

 

「これでお願いします」「えっ」でしたが、それで依頼しました。

 

1か月後くらいに仕上がりつつあるときに実際に乗ってみて感触をつかみました。

 

服でいうと仮縫いのようなものです。

 

違和感はなかったですが、取り立てて印象が良いというほどでもありません。

 

小野寺さんから「よかったでしょう?」と聞かれましたが、「わかんないです」と答えました。